pvc定義文は統合ATMセンタと通信するためのPVCに関する情報を定義します。
pvc name=pvc名 ipaddr=IPアドレス port=送信用ポート番号 procgr=プロセスグループ名 [linenum={回線数|8}] [agent={yes|no}] [autoact={yes|no}] [flexible={yes|no}]
PVCの名前(pvc名)を8文字以内で指定します。
統合ATMセンタと通信する自側IPアドレスをドット表記で指定します。
統合ATMセンタと通信する自側送信用ポート番号を10進数で指定します。
指定可能な値は、1024≦ポート番号≦65534です。
なお、統合ATMセンタと通信する自側受信用ポート番号は、送信用ポート番号+1の値を採用します。
pvc定義文が所属するプロセスグループ定義名(procgr名)を指定します。
本オペランドで同一procgr定義文を指定するpvc定義文数の最大値は32です。
PVC配下の回線数を10進数で指定します。
指定可能な値は、1≦回線数≦8です。
本オペランドを省略した場合、“8”が設定されます。
電文送受信時、代行するextrsc資源へ通知するかどうかを指定します。
指定可能な値は、以下のとおりです。
yes: 代行するextrsc資源へ通知する no : 代行するextrsc資源へ通知しない
本オペランドは、当該pvcをpvcオペランドに指定したextrsc定義文のlineオペランドに“*”を指定した場合は指定できません。
本オペランドを省略した場合、“no”が設定されます。
NETSTAGE/FIC 統合ATM接続オプションの起動時、当該pvc資源を活性化するかどうかを指定します。
指定可能な値は、以下のとおりです。
yes: 活性化する no : 活性化しない
本オペランドを省略した場合、“yes”が設定されます。
PVC配下のFNAセションと回線の通信資源の対応づけ方式を動的にするか固定にするかを指定します。
指定可能な値は、以下のとおりです。
yes:動的対応づけ方式 no : 固定対応づけ方式
本オペランドを省略した場合、“no”が設定されます。
注意
pvc資源として、nameオペランドに指定したpvc名および、nameオペランドに指定したpvc名の末尾に“r”を付加した名前を使用するため、nameオペランドに指定したpvc名の末尾に“r”を付加した名前は、各定義文の名前(定義名)に使用できません。
受信用ポート番号として、portオペランドに指定した値に1を足した値を使用するため、portオペランドに指定した値に1を足した値は、別のpvc定義文のportオペランドに指定できません。