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NETSTAGE/FIC V1.0 説明書統合ATM接続オプション編
FUJITSU Software

4.3.6 資源対応づけ定義文(extrsc)

extrsc定義文は、FNAセションと回線、パスを対応づけるための情報を定義します。

記述形式
extrsc name=資源対応づけ資源名
       recvlu=受信LU名
       sendlu=送信LU名
       pvc=pvc資源名
       line=回線番号|*
       ua=UA番号
      [autoact={yes|no}]
      [shost=自ホストシステム名]
オペランド
name

資源対応づけ資源の名前(extrsc名)を31文字以内で指定します。

recvlu

統合ATMセンタからの受信を行うLU名を8文字以内で指定します。

LU名として記述できる文字は、以下のUnicode(UTF-8)の文字となります。ただし、先頭文字に数字は指定できません。

文字種

表記

英小文字

“a”~“z”

数字

“0”~“9”

特殊文字

“#”、“@”

AIM ADLのWORKSTATIONコマンドTERMINAL句で定義した入力用の端末名を指定します。

VTAMのENRSC定義文にGBLNAMEオペランドを指定している場合は、GBLNAMEオペランドで定義したグローバル名を指定します。

sendlu

統合ATMセンタへの送信を行うLU名を8文字以内で指定します。

LU名として記述できる文字は、以下のUnicode(UTF-8)の文字となります。ただし、先頭文字に数字は指定できません。

文字種

表記

英小文字

“a”~“z”

数字

“0”~“9”

特殊文字

“#”、“@”

AIM ADLのWORKSTATIONコマンドTERMINAL句で定義した出力用の端末名を指定します。

VTAMのENRSC定義文にGBLNAMEオペランドを指定している場合は、GBLNAMEオペランドで定義したグローバル名を指定します。

pvc

当該extrscが属するpvc名を指定します。

line

当該recvluおよびsendluと対応づけるPVC配下の回線番号を10進数または“*”で指定します。

pvc定義文のflexibleオペランドの指定値により、指定可能な値が異なります。

通信資源の
対応づけ方式

pvc定義文の
flexibleオペランドの指定値

lineオペランドの指定値

固定対応づけ方式

noまたは省略

1≦回線番号≦pvc定義文のlinenumオペランド値

動的対応づけ方式
(N対1)

yes

1≦回線番号≦pvc定義文のlinenumオペランド値

動的対応づけ方式
(N対N)

yes

*

ua

当該recvluおよびsendluで通信を行うパス(UA番号)を10進数で指定します。

指定可能な値は、以下のとおりです。

  0:制御経路
  1:被仕向経路
  2:仕向経路
autoact

NETSTAGE/FIC 統合ATM接続オプションの起動時、当該extrsc資源を活性化するかどうかを指定します。

指定可能な値は、以下のとおりです。

  yes: 活性化する
  no : 活性化しない

本オペランドを省略した場合、“yes”を指定したものとします。

shost

富士通メインフレームと通信する場合に使用する自ホストシステム名(shost名)を指定します。

shost定義文でshost名を1つのみ定義した場合は、本オペランドは省略できます。

注意

  • sendluオペランドおよびrecvluオペランドのLU名と、各定義文の名前(定義名)は重複できません。

  • sendluオペランドのLU名とrecvluオペランドのLU名は重複できません。

  • extrsc定義文は、pvcオペランド、lineオペランドおよびuaオペランドを組み合わせた数だけ、定義してください。