アップグレードインストールの手順は、以下の運用形態によって異なります。
クラスタシステムでない場合
スタンバイ機能を利用している場合
ロードシェア機能またはホットスタンバイ機能を利用している場合
Symfoware Active DB Guardを利用している場合
Symfoware Server Mirroring Controllerを利用している場合
各手順の詳細は“付録B Symfoware Server移行時の作業手順”、“付録C Symfoware Active DB Guard移行時の作業手順”および“付録D Symfoware Server Mirroring Controller移行時の作業手順”を参照してください。
本章では、symfo_installコマンドで行う“Symfoware Serverのアップグレードインストール”について説明します。
注意
レプリケーション機能を利用する場合は、“Linkexpress”および“Linkexpress Replication option”の移行作業を行ってください。
レプリケーション機能を利用しない場合は、“Linkexpress”および“Linkexpress Replication option”のアンインストールを行ってください。
Textアダプタ機能を利用する場合は、“Linkexpress Replication option”の移行作業を行ってください。
Textアダプタ機能を利用しない場合は、“Linkexpress Replication option”のアンインストールを行ってください。
旧システムでロードシェア機能を利用している場合、アップグレード後にロードシェア機能を変更することはできません。
アップグレード前 | アップグレード後 | |
---|---|---|
ロードシェア機能 | 9.x以前のロードシェア機能 | |
ロードシェア機能 | ○ | × |
9.x以前のロードシェア機能 | × | ○ |
○:ロードシェア機能が同じため、問題ありません。
×:ロードシェア機能が異なります。アップグレード前と同じロードシェア機能を利用してください。
参照
“Linkexpress”および“Linkexpress Replication option”の移行作業およびアンインストールの詳細については、各製品の“インストールガイド”を参照してください。