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NetCOBOL V11.0 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

10.3.5 [受信(グローバルサーバ)]ダイアログボックス

項目

説明

受信元

ホスト名

受信元のグローバルサーバを開設する応用プログラム名を選択します。プルダウンリストには[グローバルサーバ連携]ページで設定したホスト名が表示されます。

データセット名

受信元のデータセット名を指定します。

順編成データセット(PS形式)、区分編成データセット(PO)形式、またはGEMライブラリを指定できます。

区分編成データセットまたはGEMライブラリの場合は、次のいずれかの方法でメンバ名を指定できます。

  • メンバ名は、データセット名に続けて括弧“(”と“)”で囲って指定します。

    'A1234.SAMPLE.COBOL(MEMBER1)'
  • 複数のメンバ名を指定できます。この場合、メンバ名はカンマ(,)で区切ります。

    'A1234.SAMPLE.COBOL(MEMBER1,MEMBER2,MEMBER3)'
  • 全てのメンバを受信する場合は、メンバ名として“*”だけ指定します。

    'A1234.SAMPLE.COBOL(*)'

[参照]ボタンをクリックして表示される[データセット/メンバの参照]ダイアログボックスで、データセット名およびメンバ名を選択して指定することもできます。

データセット名は1つだけ指定します。複数のデータセット名は指定できません。

データセットパスワード

受信元のデータセットがパスワード保護されている場合、データセットに付与されているパスワードを指定します。

VOL通番

受信元のデータセットがカタログされていない場合、ボリューム通し番号を指定します。

カタログされているデータセットの場合、指定されたボリューム通し番号は無視されます。

データの種別

受信するファイルのデータの種別を指定します。

  • テキスト

    ファイルをコード変換して受信します。[コード系]で選択したコード系からシフトJISに変換します。

  • バイナリ

    コード変換せずに受信します。

コード系

グローバルサーバのコード系を選択します。選択できるコードは以下のとおりです。

  • EBCDIC(カナ)

  • EBCDIC(英小文字)

  • EBCDIC(ASCII)

[データの種別]にテキストが選択された場合に有効となります。

固定長COBOLソースまたは登録集の受信

固定長のCOBOLソースまたは登録集を受信するか否かを指定します。チェックを付けた場合、固定長のCOBOLソースまたは登録集の受信となり、受信するファイル中に全角文字があっても、プログラム識別番号域が正しい位置に補正されます。

GEM

メンバパスワード

パスワード保護されているGEMライブラリのメンバを受信する場合、パスワードを先頭が数字以外で始まる8文字以内の英数字(A~Z、\、#、@、0~9)で指定します。

レベル

GEMライブラリのメンバの受信時、受信するメンバのレベルを0~255の範囲で指定します。最新レベルのメンバを受信する場合は0を指定します。初期値は0です。

ステータス

GEMライブラリのメンバ受信後に設定するステータスを選択します。

  • TEST

    受信後のメンバに対して、読み込みおよび書き込みを許可する場合に選択します。

  • MASTER

    受信後のメンバに対して、読み込みだけを許可する場合に選択します。

受信先

ファイル名

受信先の格納ファイル名またはフォルダ名を指定します。

  • 順編成データセットを受信する場合、ファイル名を指定します。

  • 区分編成データセットまたはGEMライブラリを受信する場合、フォルダ名を指定します。指定したフォルダに以下の名前のファイルが作成されます。

    メンバ名.xxx
    xxx: [拡張子]に指定した拡張子

ファイル名およびフォルダ名は、プロジェクトの実フォルダをカレントフォルダとする相対パス名、または、絶対パス名で指定します。

複数のファイルおよびフォルダを指定することはできません。

ワイルドカードによるファイルの指定はできません。

[参照]ボタンをクリックして表示される[開く]または[フォルダの参照]ダイアログボックスから、ファイルまたはフォルダを選択することもできます。

拡張子

区分編成データセットまたはGEMライブラリを受信する場合、メンバ名に付加する拡張子を指定します。

指定する拡張子は、“6.1.1 翻訳に関係するファイル”を参考にしてください。

上書き

受信先に既存のファイルが存在する場合、上書きするか否かを指定します。チェックを付けた場合、受信先のファイルを上書きします。