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Symfoware Server V12.2.0 RDB運用ガイド(データベース定義編)
FUJITSU Software

2.6.4 マルチメディアデータを格納する表の定義

ここでは、画像や音声などのデータを格納する表の定義方法について説明します。これらのデータは、BLOB型の列に格納します。

31キロバイトを超えるBLOB型の列を定義する場合は、表の格納構造をSEQUENTIAL構造またはOBJECT構造にする必要があります。

データの格納構造をOBJECT構造にする場合には、数値や文字などを格納する表の定義に以下の条件が追加されます。

  1. 31キロバイトを超えるBLOB型の列は、表内の最後に1つだけ指定します。

  2. 1.の列には、NOT NULL制約を指定します。

  3. 1.以外の列のデータ型は、固定長でなければなりません。

  4. 1.の列には、表定義の変更(ALTER TABLE文)は使用できません。

格納構造の詳細については、“2.7 格納構造の定義”を参照してください。

格納構造がSEQUENTIAL構造で、スキーマS1に製品写真表を定義する例

CREATE TABLE  S1.製品写真表  ( 製品番号  SMALLINT  PRIMARY KEY NOT NULL,
                               製品写真  BLOB(1M) NOT NULL)

ここでは、BLOB型以外の列として、“製品番号”を定義し、1メガバイトのBLOB型の列“製品写真”を定義しています。