ここでは、画像や音声などのデータを格納する表の定義方法について説明します。これらのデータは、BLOB型の列に格納します。
31キロバイトを超えるBLOB型の列を定義する場合は、表の格納構造をSEQUENTIAL構造またはOBJECT構造にする必要があります。
データの格納構造をOBJECT構造にする場合には、数値や文字などを格納する表の定義に以下の条件が追加されます。
31キロバイトを超えるBLOB型の列は、表内の最後に1つだけ指定します。
1.の列には、NOT NULL制約を指定します。
1.以外の列のデータ型は、固定長でなければなりません。
1.の列には、表定義の変更(ALTER TABLE文)は使用できません。
格納構造の詳細については、“2.7 格納構造の定義”を参照してください。
格納構造がSEQUENTIAL構造で、スキーマS1に製品写真表を定義する例
CREATE TABLE S1.製品写真表 ( 製品番号 SMALLINT PRIMARY KEY NOT NULL, 製品写真 BLOB(1M) NOT NULL)
ここでは、BLOB型以外の列として、“製品番号”を定義し、1メガバイトのBLOB型の列“製品写真”を定義しています。