ページの先頭行へ戻る
PRIMEFLEX for HA Database 業務開発ガイド(Open SQL編)
FUJITSU Integrated System

4.1.3 .NET Data Providerを利用する場合

NpgsqlConnectionの接続文字列またはデータソースに、以下の情報を設定します。

表4.3 設定する情報

引数

説明

host1
host2

IPアドレスまたはホスト名を指定します。

port1
port2

接続先のポート番号を指定します。

ポート番号が26500以外の場合は、同じポート番号を記述します。

targetServer

アプリケーションが接続するサーバの選択順を指定します。
詳細は“ターゲットサーバ”を参照してください。


接続文字列を指定する場合

以下の接続文字列を指定します。

host1[:port1],host2[:port2];[targetServer={primary | prefer_standby }];
  • ポート番号を省略した場合は、接続文字列のPortキーの指定値が使用されます。また、Portキーの指定が省略されている場合、26500となります。

  • ターゲットサーバを省略した場合は、primaryとなります。

  • IPv6を使用する場合、ホストは[host]の形式で指定してください。

    [指定例]

    host=[2001:Db8::1234]:26500,192.168.1.1:26500;

NpgsqlConnectionStringBuilderのプロパティに指定する、またはTableAdapterで接続を追加する場合

データソースのHostプロパティに、以下の形式で指定します。

host1[:port1],host2[:port2]
  • ポート番号を省略した場合は、Portプロパティに指定された値が使用されます。また、Portプロパティが省略されている場合は、26500となります。


データソースのTargetServerプロパティに、以下の形式で指定します。

TargetServer.primary | TargetServer.prefer_standby
  • ターゲットサーバを省略した場合は、primaryとなります。


ポイント

接続パラメータTimeoutを利用する場合には、指定した各ホストへの接続に対してTimeoutが適用されます。二重化されているデータベースサーバの両方がダウンしている場合、接続がタイムアウトするまでには、Timeoutの2倍の時間がかかります。