以下の作業を実施して、業務システムの環境を構築します。
業務システムの作成
Consolidation Optionテンプレートを利用して、あらかじめ作成したパラメーターファイルに従って、指定した業務サーバに業務システムを作成します。業務システムの作成によって、各ミドルウェアインスタンスも作成されます。処理概要およびパラメーターファイルについては、“4.2 業務システム作成”を参照してください。
業務システムへのアプリケーションの配置
作成した各業務システムに対して、業務管理者がアプリケーションを配置し、アプリケーションを起動します。各ミドルウェアのアプリケーションの配置や、アプリケーションの起動については、各ミドルウェアのマニュアルを参照してください。
また、複数のサーバ上のミドルウェアで運用している業務をConsolidation Optionにより集約する場合については、各ミドルウェアの下記マニュアルを参照してください。
データベースシステムの集約の作業手順については、“Symfoware Server Consolidation Option ユーザーズガイド”の“データベースシステムの集約”を参照してください。
バッチ業務システムの集約の作業手順については、“Systemwalker Operation Manager Consolidation Option ユーザーズガイド”の“Consolidation Optionを利用した高密度集約”を参照してください。
オンライン業務システムの集約については、“Interstage Application Server/Interstage Business Application Server Consolidation Option ユーザーズガイド”の“既存システムからの移行”を参照してください。
業務システムの監視設定の前に必要な作業
Systemwalker Centric Manager
Systemwalker Centric Managerの監視に必要なホストグループ、ユーザーグループ、Zabbixユーザーを作成します。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager Consolidation Option ユーザーズガイド”の“運用”の“ホストグループ・ユーザーグループ・Zabbixユーザーの作成”を参照してください。
Systemwalker Service Quality Coordinator
Systemwalker Service Quality Coordinatorの監視設定に必要な作業を行います。必要な作業については、“Systemwalker Service Quality Coordinator Consolidation Option ユーザーズガイド”の“Consolidation Option製品群との連携”内の監視対象とするミドルウェアとの連携記事内の“環境確認(事前準備)”を参照してください。
業務システムの監視設定
Consolidation Optionテンプレートを利用して、あらかじめ作成したパラメーターファイルに従って、アプリケーションを配置した各ミドルウェアインスタンスの監視設定を行います。処理概要およびパラメーターファイルについては、“4.9 業務システムの監視設定”を参照してください。
業務システムの監視設定を行う場合、各ミドルウェアインスタンスが起動されている必要があります。
また、Systemwalker Service Quality Coordinatorによる監視を行う場合は、業務システムの監視設定を実行後に業務システムの監視設定で設定したユーザーをWindowsに登録し、ユーザーコンソールを作成してください。
詳細については、“Systemwalker Service Quality Coordinator Consolidation Option ユーザーズガイド”の“コンソール定義の作成・登録”および“ユーザーコンソールの作成”を参照してください。