本テンプレートをWebコンソールから起動することによって、業務システムを構成するミドルウェアインスタンスに対して監視設定が行われます。クラスタ環境のミドルウェアインスタンスの監視設定については、“7.2.3 クラスタ環境でのSystemwalker Centric Managerの監視設定”および、“7.2.4 クラスタ環境でのSystemwalker Service Quality Coordinatorの監視設定”を参照してください。
業務システムに含まれるミドルウェアインスタンスはすべて監視対象となります。一部のミドルウェアインスタンスを監視対象外とすることはできません。
Systemwalker Centric Managerによる監視設定を行う場合は、業務システム内のすべてのミドルウェアインスタンスの監視設定情報を記載したパラメーターファイルを指定する必要があります。
Systemwalker Service Quality Coordinatorによる監視の設定を行う場合は、業務システム内のすべてのミドルウェアインスタンスのうち、Interstage Application Server 業務ユニットのすべてについて監視設定情報を記載したパラメーターファイルを指定する必要があります。なお、Symfoware Server DBインスタンスおよびSystemwalker Operation Manager サブシステムについては、業務システム作成時に入力された情報を使用するため、監視設定情報を指定する必要はありません。
ミドルウェアインスタンスを追加した後の監視設定について
業務システムの監視設定の更新を行う場合は、初回監視設定時に使用したパラメーターファイルに新規に追加したミドルウェアインスタンスの監視設定情報を追記して使用してください。
監視設定の更新を行う場合は、以下の設定情報のみ追加できます。
監視ユーザーID
新たに追加する監視ユーザーIDを追記してください。
新規に追加したミドルウェアインスタンスの監視設定情報
すでに監視設定を行っている業務システムに新たにミドルウェアインスタンスを追加した場合は、監視設定に必要となる情報を、追記してください。
本テンプレートを起動する前に、Systemwalker Service Quality Coordinatorの監視設定に必要な作業を実施してください。必要な作業については、“Systemwalker Service Quality Coordinator Consolidation Option ユーザーズガイド”の“Consolidation Option製品群との連携”内の監視対象とするミドルウェアとの連携記事内の“環境確認(事前準備)”を参照してください。
監視設定の更新を行う場合に、監視ユーザーIDおよび追加したミドルウェアインスタンスの監視設定情報以外の設定を変更しても、反映されません。
監視設定の更新を行う場合に、監視ユーザーIDやすでに監視設定済みのミドルウェアインスタンスの情報がパラメーターから削除されている場合はプロセスインスタンスの起動に失敗します。
ミドルウェアインスタンスを追加し監視設定の更新を行った場合は、業務管理者は監視設定の更新内容に応じて、以下を実施してください。
Systemwalker Service Quality Coordinatorのコンソール定義の更新
詳細は、“Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)”の“監視画面”の“コンソール定義を更新”を参照してください。
注意
本プロセスは、複数同時に実行できません。
すでに監視設定を行っている業務システムに対して、本プロセス定義を再度実行した場合は、最新の構成情報に従い、監視設定が更新されます。