本テンプレートをWebコンソールから起動することによって、1つの業務システムが作成されます。クラスタ環境での業務システム作成の場合は、運用系ミドルウェアインスタンスが作成されます。
業務システムには、以下の3種類のミドルウェアについて、ミドルウェアインスタンスをそれぞれ最大10個まで作成できます。
クラスタ環境での運用系ミドルウェアインスタンスは、それぞれ最大5個まで作成できます。
ミドルウェア名 | 作成できるミドルウェアインスタンス |
---|---|
Interstage Application Server | 指定された名前の業務ユニット |
Symfoware Server | 指定された名前のDBインスタンス |
Systemwalker Operation Manager | 指定された番号のサブシステム |
業務システムには、少なくとも1つのミドルウェアインスタンスを含む必要があります。
作成した業務システムの構成情報は、[構成管理メニュー]より確認できます。
注意
業務システムを作成する業務サーバのRed Hat Enterprise Linuxのバージョンが“6”の場合、その業務サーバに存在するすべての業務システムにおいて、すべてのミドルウェアインスタンスが停止されている必要があります。
業務システムを作成する業務サーバのRed Hat Enterprise Linuxのバージョンが“6”の場合、作成した業務システムの設定を反映させるため、OSの再起動が必要になります。
クラスタ環境での業務システム作成の場合、運用系で以下を実施してください。
本テンプレート起動前に行う作業:
GDSボリュームを起動する
ファイルシステムをマウントする
本テンプレート起動後に行う作業:
Symfoware Server DBインスタンスを作成した場合、.pgpassファイルを作成する
ファイルシステムをアンマウントする
GDSボリュームを停止する
GDSボリュームの起動・停止については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。ファイルシステムのマウント・アンマウントについては、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。.pgpassファイルの作成については、“Symfoware Server Consolidation Option ユーザーズガイド”の“データベースクラスタの作成”を参照してください。