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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

17.2.2 プロジェクトペイン

■プロジェクトツリー:

ホスト画面が画面アイコンのツリー形式で表示されます。ツリーには「グローバルスクリプト」、「DB」、「接続」、「プロジェクト」、「画面」、「サブ業務」、「サブ画面」、「ページ」アイコンが表示されます。各アイコンを選択することでアイコンに対する操作、動作条件など設定できます。設定はアイコンをマウスで選択し、右クリックして行います。また、アイコンをマウスで選択し、[プロパティ]ペインで設定することもできます。

■プロジェクト:

現在編集中のプロジェクト名を表示します。

■グローバルスクリプト:

必要に応じてプロジェクト内の各画面で呼び出すことができる共通のスクリプトを定義できます。グローバルスクリプトの定義はアイコンの右クリックで表示されるメニューから[グローバルスクリプトの定義]を選択し、[カスタマイズアクションの編集]ダイアログで実行する処理をJavaScriptで記述します。クライアントスクリプトを選択した場合に設定できます。ここで記述したものはJavaScriptのグローバル変数や、グローバル関数になりますので、各画面部品のカスタマイズアクションのJavaScriptから使用することができます。

■DB:

スクリプトエディタで使用できるデータベース関連の情報をツリーで表示します。取得した「データ接続先」を選択することで、[プロパティ]ペイン上で接続情報を参照することができます。クライアントスクリプトを選択した場合に設定できます。

DBの右クリックで表示されるメニューから、次の操作ができます。

DB接続の作成:

DB接続の定義を作成します。

[DB接続の作成]では以下の項目を指定できます。

項目

説明

DB接続名

DB接続の定義の識別名を指定します。

プロバイダー

データプロバイダー名を指定します。

接続文字列

DB接続のための接続文字列を指定します。

[テスト接続]ボタン

設定内容でDB接続を確認します。

テーブルの作成:

エミュレータ部品、ページ部品に設定するテーブルの定義を作成します。

[テーブルの作成]では以下の項目を指定できます。

項目

説明

テーブル名

画面部品またはページ部品から参照するテーブル名を指定します。

DB接続

プロジェクトに設定されたDB接続をリストから選択します。

SQLキー

プロジェクトに読み込まれたSQLキーをリストから選択します。

選択されたSQLキーに対応するSQL文がSQL文項目に自動設定されます。

SQL文

DBよりデータを取得するためのSQL文を指定します。

列名をテーブルデータとして取得

DBより列データを含めたデータベースのデータをテーブルデータとして取得します。

バインド変数

バインド変数を指定します。
次の種類がバインド変数に指定できます。

変数名を指定

変数名を指定して、バインド変数の値を入力する場合に指定します。

位置指定

位置を指定して、バインド変数の値を入力する場合に指定します。

[SQLの実行結果を参照]ボタン

SQLを実行し、DBから取得した結果を表示します。

最新の情報に更新:

DB接続のリスト、SQLキーのリスト、テーブルのリストを全て最新の状態に更新します。

■接続:

WSMGR for Web 共通のデータベース接続名、およびプロジェクトで作成したデータベース接続名をツリーで表示します。プロジェクトで作成したデータベース接続名は、プロジェクトデータベースフォルダに表示されます。

クライアントスクリプトを選択した場合に設定できます。

各接続名を選択することで、[プロパティ]ペイン上で接続情報を参照することができます。

接続の右クリックで表示されるメニューから、次の操作ができます

DB接続の作成:

DB接続の定義を作成します。[DB接続の作成]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[DB接続の作成]を参照してください。

最新の情報に更新:

DB接続のリストを最新の情報に更新します。


WSMGR for Web 共通のデータベース接続名を右クリックすると次のメニューが表示されます。

DB接続の参照:

DB接続の定義内容を参照します。[DB接続の参照]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[DB接続の作成]を参照してください。

テーブルの作成:

選択されたDB接続を参照するテーブルの定義を作成します。[テーブルの作成]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[テーブルの作成]を参照してください。


プロジェクトで作成したデータベース接続名を右クリックすると次のメニューが表示されます。

DB接続の編集:

DB接続の定義内容を編集します。[DB接続の編集]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[DB接続の作成]を参照してください。

テーブルの作成:

選択されたDB接続を参照するテーブルの定義を作成します。[テーブルの作成]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[テーブルの作成]を参照してください。

名前の変更:

プロジェクトで作成したDB接続の接続名を変更します。

削除:

プロジェクトで作成したDB接続を削除します。


プロジェクトデータベースフォルダの配下にはプロジェクト用のデータベースとして、「CSVデータベース」がデフォルトで作成されます。
CSVデータベースを右クリックすると次のメニューが表示されます。

DB接続の編集:

DB接続の定義内容を編集します。CSVデータベースでは名前の編集のみ可能です。[DB接続の編集]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[DB接続の作成]を参照してください。

データソースの追加:

CSVデータベースにCSVファイルをデータソースとして追加します。

テーブルの作成:

選択された接続名を参照するテーブルの定義を作成します。[テーブルの作成]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[テーブルの作成]を参照してください。

名前の変更:

CSVデータベースの接続名を変更します。

■データソース:

データベースから取得したテーブル情報を表示します。クライアントスクリプトを選択した場合に設定できます。

データソースの右クリックで表示されるメニューから、次の操作ができます。

最新の情報に更新:

データソース内のテーブル情報を最新の状態に更新します。

CSVデータベース内のデータソースを右クリックすると次のメニューが表示されます。

データソースの追加:

[データソースの追加]ダイアログを表示します。

[データソースの追加]ダイアログでは、CSVファイルをCSVデータベースのデータソースとして追加できます。

テーブル情報の右クリックで表示されるメニューから次の操作ができます。

テーブルの作成:

選択されたテーブル情報を参照するSQL文を生成して、テーブルの定義を作成します。[テーブルの作成]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[テーブルの作成]を参照してください。

CSVデータベースのデータソース内のテーブル情報の右クリックで表示されるメニューから次の操作ができます。

削除:

選択されたテーブル情報をデータソース内から削除します。

■SQL:

スクリプトエディタで作成していないWsmgrDataAccess.iniに記載されているSQLキーを表示します。WsmgrDataAccess.iniの詳細については「32.4.15 dbオブジェクト」を参照してください。

SQLの右クリックで表示されるメニューから次の操作ができます。

最新の情報に更新:

SQLキーのリストを最新の情報に更新します。

SQLキーの右クリックで表示されるメニューから次の操作ができます。

テーブルの作成:

選択されたSQLを参照するテーブルの定義を作成します。[テーブルの作成]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[テーブルの作成]を参照してください。

SQL定義の参照:

SQLキーの定義内容を参照します。

■テーブル:

WSMGR for Web 共通のテーブル定義、およびプロジェクトで作成したテーブルをツリーで表示します。

WSMGR for Web 共通のテーブルを右クリックすると次のメニューが表示されます。

テーブルの参照:

選択したテーブルの定義を参照します。[テーブルの参照]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[テーブルの作成]を参照してください。

データの参照:

テーブルのデータを表示します。本項目は参照のみ可能です。

プロジェクトで作成したテーブルを右クリックすると次のメニューが表示されます。

テーブルの編集:

選択したテーブルを編集します。[テーブルの編集]ダイアログの項目については「17.2.2 プロジェクトペイン」の[DB]の[テーブルの作成]を参照してください。

データの参照:

テーブルのデータを表示します。本項目は参照のみ可能です。

名前の変更:

選択したテーブルの名前を変更します。

削除:

選択したテーブルを削除します。

■画面:

エミュレータ画面により操作されたホスト画面が表示されます。また、画面部品を追加することでエミュレータ画面に対しカスタマイズを行うことができます。ホスト操作により記録できるホストの画面数は100個までです。

記録された「画面」を選択することで、[プロパティ]ペイン上で動作や条件などを個別に設定することができます。「画面」を右クリックすると次のメニューが表示されます。

また、アイコンをクリックすることでアイコンが選択状態に変わり、ツールバーから[ページ変換]が行えます。

画面ロード時アクション:

画面がロードされた際に行う動作を指定します。[遷移元の画面]を指定することで、遷移元画面ごとに処理を定義することができます。

[ロード時アクション] では以下の項目を指定できます。

項目

説明

遷移元のページ

遷移元のページを指定します。

[アクションの追加]ボタン

画面ロード時の動作を追加します。アクションは10個まで追加できます。
アクションは以下の動作を指定します。

  • エミュレータへの入力

  • 画面の移動

  • マクロ実行

  • ページのロード

  • ページのアンロード

  • エミュレータ終了

  • ユーザカスタマイズ

エミュレータへの入力

[入力データの種別]に種類を指定し、エミュレータへの入力動作を指定します。
[入力データの種別]では次の種類を指定できます。

テキスト

入力するテキスト、入力位置を指定します。入力位置の指定は[カーソル位置に入力]または[指定位置に入力]を指定します。

画面の移動

指定した画面に移動します。プルダウンメニューより移動する画面を指定します。

ページのロード

対応ページをロードします。

ユーザカスタマイズ

利用者がJavaScriptで記述した動作を実行します。

ページのアンロード

対応ページをアンロードします。

エミュレータ終了

エミュレータを終了します。

画面一致条件:

ホストから受信した画面を特定する条件を指定します。画面一致条件は複数定義することが可能です。複数定義のうち[いずれかに一致]または[すべて一致]を指定することで条件を特定することができます。

[画面一致条件]では以下の項目を指定できます。

項目

設定値

説明

画面一致条件

すべて一致

設定された条件のすべてが一致した場合を画面一致条件として指定します。

いずれかに一致

設定された条件のいずれかが一致した場合を画面一致条件として指定します。

追加条件

フィールド数一致

フィールド数を画面一致条件に指定します。保護フィールドの数と非保護フィールドの数で指定できます。また、フィールド位置の一致を条件として指定する場合は[フィールド位置が一致]をチェックします。

フィールド上の文字列の有無

フィールド上の文字列の有無を画面一致条件に指定します。フィールドの範囲と文字列の有無を指定できます。

文字列の一致

指定した文字列の有無を画面一致条件に指定します。画面内または選択範囲と指定した文字列の有無を指定できます。

フィールド属性の一致

フィールド属性を画面一致条件に指定します。フィールド位置とフィールドの文字色を指定し、指定のフィールドに対するフィールド属性が一致する、または一致しないを指定します。フィールド属性はプリンク、反転、下線、保護を指定できます。

[追加]ボタン

画面一致条件を追加します。画面一致条件は10個まで追加できます。

[削除]ボタン

画面一致条件を削除します。

画面遷移の定義:

画面を遷移させるための定義を指定します。通常は画面記録時に自動で設定されます。

[画面遷移の定義]では以下の項目を指定できます。

項目

説明

遷移元の画面

遷移元の画面を指定します。

[アクションの追加]ボタン

画面遷移の動作を追加します。アクションは10個まで追加できます。
アクションは以下の動作を指定します。

  • エミュレータへの入力

エミュレータへの入力

[入力データの種別]に種類を指定し、エミュレータへの入力動作を指定します。
[入力データの種別]では次の種類を指定できます。

テキスト

入力するテキスト、入力位置、遷移先の画面を指定します。

プロジェクトフォルダを開く:

プロジェクトが保存されているフォルダを開きます。

名前の変更:

選択した画面の名前を変更します。

画面の複製:

選択した画面を複製します。画面複製後は画面一致条件を編集してください。画面一致条件は、複製元の画面と重複しないように設定してください。

削除:

選択した画面を削除します。サブ業務を含む画面を削除する場合は、そのサブ業務に関連する画面、およびページも削除されます。

■サブ業務:

ホスト業務が複数に分かれる場合、サブ業務としてホスト業務を分割して表示します。

■サブ画面:

エミュレータ画面により操作されたホスト画面がすでに記録された画面と同じ画面一致条件の場合、サブ画面として表示されます。

記録されたサブ画面アイコンを選択することで、[プロパティ]ペイン上で動作や条件などを個別に設定することができます。サブ画面の右クリックで表示されるメニューから操作することも可能です。

詳細については「17.2.2 プロジェクトペイン」の画面を参照してください。

■ページ:

画面の代わりに表示するユーザHTMLのページを表示します。クライアントスクリプトではHTMLページ(.htm)として保存され、サーバスクリプトではASP.NETページ(.aspx)として保存されます。ページ数は100個まで作成できます。

「ページ」を選択することで、[プロパティ]ペイン上で動作や条件などを個別に設定することができます。「ページ」を右クリックすると次のメニューが表示されます。

また、アイコンをクリックすることでアイコンが選択状態に変わり、ツールバーから[タブ化]が行えます。

ページロード時アクション:

ページがロードされた際に行う動作を指定します。遷移元のページを指定することで遷移元ページごとに処理を定義することができます。

[ロード時アクション]では以下の項目を指定できます。

項目

説明

遷移元ページ

遷移元のページを指定します。

[アクションの追加]ボタン

画面部品のロード時の動作を追加します。アクションは10個まで追加できます。
アクションは以下の動作を指定します。

  • エミュレータへの入力

  • 画面の移動

  • マクロ実行

  • ページのロード

  • ユーザカスタマイズ

エミュレータへの入力

[入力データの種別]に種類を指定し、エミュレータへの入力動作を指定します。
[入力データの種別]では次の種類を指定できます。

テキスト

入力するテキスト、入力位置を指定します。入力位置の指定は[カーソル位置に入力]または[指定位置に入力]を指定します。

画面の移動

指定した画面に移動します。

ページのロード

対応ページをロードします。

ユーザカスタマイズ

利用者がJavaScriptで記述した動作を実行します。

プロジェクトフォルダを開く:

プロジェクトが保存されているフォルダを開きます。

名前の変更:

ページの名前を変更します。

削除:

ページを削除します。

注意

[プロジェクト]ペインで記録した画面を削除した場合、削除する前に設定したスクリプトが正常に動作しない場合があります。削除する画面が画面遷移先または画面遷移元として設定されている場合は手動で適切な値に変更してください。