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WSMGR for Web V7.2 使用手引書L50
FUJITSU Software

2.1.1 接続モードの概要

HTMLモード

HTMLベースのエミュレータ画面でホストの操作を行うことができるモードです。クライアントへエミュレータモジュールのインストールが不要なため、手軽にホスト業務を利用することができます。HTMLモードでは次のActiveXモードとの互換性を、IEアドオンを使用して補完することが可能です。

HTMLモード(IEアドオンを使用する)

HTMLベースのエミュレータ画面でホストの操作を行うことができるモードです。基本的な動作はHTMLモードと同一です。デバイスに依存した処理や、クライアント上のファイル操作の自動化などHTMLベースでは実現できない処理を、IEアドオンを使用して補完することが可能です。

【WSMGR for Web External】

HTMLモード(IEアドオンを使用する)は利用できません。

ActiveXモード

ActiveXコントロールによるエミュレータが動作するモードです。クライアントのWebブラウザでWSMGR for Webサーバへ接続することで、エミュレータのモジュールが自動的にクライアントへインストールされます。エミュレータがクライアント上のWindowsアプリケーションとして動作するため、従来のWSMGRと馴染みのある表示や操作性で利用できます。

【WSMGR for Web External】

ActiveXモードは利用できません。


ポイント

HTMLモードはActiveXモードに比べて一部の機能に制約がありますが、HTMLモードでもIEアドオンを使用することで、テンキー入力やパラメータリストファイル転送、プリンタエミュレータ機能を利用することが可能です。WSMGR for Webの管理ツールで接続モードとして「HTMLモード(IEアドオンを使用する)」を設定してください。
各モードの比較は「2.1.5 HTMLモードとActiveXモードの比較」を参照してください。
以降の説明ではIEアドオンを使用する場合も特に区別が無い場合は「HTMLモード」と呼びます。

【WSMGR for Web External】

ActiveXモード、HTMLモード(IEアドオンを使用する)は利用できません。

注意

HTMLモードでは以下の機能はサポート対象外です。

  • OLEオートメーション機能