制御サーバセットに抽出を依頼する際に必要な情報を以下に示します。事前に整理しておくとアプリケーションの開発がスムーズに進められます。
名称 | 決定指針 | 備考 |
制御サーバセットのホスト名 | 抽出制御プロセスが動作する制御サーバセットのホスト名またはIPアドレスを設定します。 | 必須項目です。 |
抽出依頼の受付ポート番号 | 抽出制御動作環境定義ファイルのRequestorPortパラメタに定義した値を設定します。 | 必須項目です。 |
抽出対象となる実行クラス名 | 抽出制御動作環境定義ファイルのClassパラメタに定義した値から、目的にあったクラス名を決定します。 | 必須項目です。 |
抽出対象となるカテゴリ名 | 資源管理情報の表示コマンド(iiscat)で確認し、決定します。 | 必須項目です。 |
抽出対象のデータ形式 | 資源管理情報の表示コマンド(iiscat)で確認し、決定します。 | 必須項目です。 |
依頼ID | 抽出依頼ごとに一意になるよう、決定します。 | Java APIのRequestIDメソッドで指定します。 |
タイムアウト時間 | 抽出処理の最大応答待ち時間を設定します。業務に合わせて、0~70000(単位は分)の範囲で決定します。 | 動作設定ファイルのtimeoutパラメタ、またはJava APIのsetTimeoutメソッドで指定します。両方を指定した場合は、setTimeoutメソッドで指定した値が有効になります。 |
参照
抽出制御動作環境定義ファイルについては、“導入ガイド”の“抽出制御動作環境定義ファイルのパラメタ”を参照してください。
iiscatコマンドでカテゴリ名、およびデータ形式を確認する方法については、“運用ガイド”の“カテゴリ定義情報の一覧表示”を参照してください。
動作設定ファイルについては、“1.3.5.3 動作設定ファイル(dfhexapi_setting.properties) ”を参照してください。
Java APIの詳細については、“Java APIリファレンス”を参照してください。