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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) 運用ガイド
FUJITSU Software

A.3 カテゴリの追加操作

カテゴリ定義の変更操作について説明します。

Interstage Information Storageではカテゴリを999個まで定義できます。

  1. カテゴリ定義画面を起動します。

    カテゴリ定義画面を起動して、[カテゴリ定義の編集]ボタンをクリックします。


  2. カテゴリ定義を追加します。

    [カテゴリ編集]画面で[追加]ボタンをクリックします。


    注意

    [表示V/L]には、カテゴリ定義ファイルを定義したカテゴリ定義機能のバージョンが表示されます。

    入力添付ファイルを格納する場合、V10.1.0以降で定義したカテゴリ定義ファイルを使用してください。


  3. カテゴリ情報を入力します。

    [カテゴリ情報]画面で、追加するカテゴリの情報を入力します。
    すべての情報が入力できたら[次へ]ボタンをクリックします。


    ここで入力する項目を以下に示します。

    表A.2 カテゴリ情報画面で入力する項目

    入力項目

    意味

    説明

    カテゴリ名

    定義するカテゴリの名前

    定義するカテゴリの名前を入力します。
    カテゴリ名は半角英数64文字までで定義します。
    カテゴリ名に“other”は使用できません。

    データ形式

    カテゴリで管理するデータの形式

    CSV形式かXML形式を選択します。

    XMLルートタグ要素名

    管理対象XML文書のルートタグ名

    データ形式で“XML形式”を選択した場合に入力します。タグ名だけを入力してください。“/”をつけると[次へ]ボタンをクリックしたときにエラーが発生します。

    例)ルートタグ名がrootの場合

      ○:root
      ×:/root

    ロード時の指定

    蓄積データファイルの保存期限の指定箇所

    蓄積データファイルの保存期限の指定箇所を選択します。
    “ロード時に指定しない”を選択した場合、ロードコマンド実行時に保存期限を指定できません。

    保存期限

    蓄積データファイル格納時に設定される保存期限

    “ロード時の指定”に“ロード時に指定しない”を選択した場合に入力します。
    格納時に蓄積データファイルに設定される保存期限を設定します。
    設定できる値は、保存期限の単位ごとに異なります。
    ・保存期限単位が“年”:1~9
    ・保存期限単位が“月”:1~108
    ・保存期限単位が“日”:1~3348

    保存期限単位

    保存期限の単位

    保存期限を設定する単位を年・月・日・無期限から選択します。
    無期限を選択した場合、保存期限を指定することはできません。

    参照可能期間

    蓄積データファイル格納時に設定される参照可能期間

    “ロード時の指定”に“ロード時に指定しない”を選択した場合に入力します。
    格納時に蓄積データファイルに設定される参照可能期間を設定します。
    参照可能期間は保存期限よりも長く設定することはできません。(同じ期間は可能)
    設定できる値は、参照期間の単位ごとに異なります。
    ・参照期間単位が“年”:1~9
    ・参照期間単位が“月”:1~108
    ・参照期間単位が“日”:1~3348

    参照可能期間単位

    参照可能期間の単位

    参照可能期間を設定する単位を年・月・日・無期限から選択します。
    無期限を選択した場合、参照可能期間を指定することはできません。

    バックアップ要否(注)

    ロード時に蓄積データファイルのバックアップを取得する設定

    蓄積データファイルのバックアップ取得有無を選択します。
    “バックアップ要”を選択した場合、ロード時に蓄積データファイルのバックアップがバックアップ先領域に取得されます。

    バックアップ同時削除

    蓄積データファイル削除時にバックアップを同時に削除する設定

    蓄積データファイルを削除するときに、バックアップを同時に削除するか、残すかを選択します。
    “削除しない”を選択した場合、バックアップは蓄積データファイル削除コマンド(dccdelete)の個別削除モードでだけ削除できます。

    使用開始日時

    カテゴリ定義が有効になる日時

    カテゴリ定義が有効になる日時を指定します。
    ここで指定した日時以前にロードコマンドを実行するとエラーになります。
    以下のいずれかの形式で指定します。
    ・"YYYYMMDDhhmm"
    ・"YYYY/MM/DD hh:mm"


    注意

    カテゴリ定義の“バックアップ要否”で“バックアップ不要”を設定した場合、dlofentryコマンドのbak_dirオプションを指定することはできません。

    システムに異常が発生した場合、バックアップを利用して蓄積データファイルおよび蓄積添付ファイルをリカバリします。蓄積データファイルのバックアップは異常時のリカバリに必要なので、“バックアップ要”を推奨します。


    参照

    保存期限・参照可能期間の詳細については“解説書”の“データの有効期限”を参照してください。


  4. ファイル名情報を入力します。

    [ファイル名情報]画面で、蓄積データファイルのファイル名を設定します。
    すべての情報が入力できたら[次へ]ボタンをクリックします。


    ここで入力できる項目を以下に示します。

    表A.3 ファイル名情報画面で入力する項目

    入力項目

    意味

    説明

    プレフィックス(蓄積データファイル)

    蓄積データファイル名のプレフィックス部の値

    蓄積データファイルのプレフィックス部に入る文字列を指定します。
    プレフィックスは半角英数64文字までで定義します。

    プレフィックス(バックアップ蓄積データファイル)

    バックアップ蓄積データファイルのプレフィックス部の値

    バックアップ蓄積データファイルのプレフィックス部に入る文字列を指定します。
    プレフィックスは半角英数64文字までで定義します。
    カテゴリ情報画面でバックアップ要否に“バックアップ不要”を選択した場合も指定が必要です。

    付与条件情報

    登録日時

    ファイル名構成要素に「登録日時」を選択した場合の書式

    ファイル名構成要素に“登録日時”を選択した場合の、日時の書式を設定します。ファイル名に使用する日時の範囲を年~秒の間で指定します。
    年~秒を設定した場合、"YYYYMMDDhhmmss"の形式でファイル名の中に登録日が埋め込まれます。

    枝番桁数

    ファイル名構成要素に「枝番」を選択した場合の、枝番の桁数

    ファイル名構成要素に“枝番”を選択した場合の、枝番の桁数を設定します。
    資源管理にすでに同じ名前で蓄積データファイルが登録されている場合、枝番の値を増加させることでファイル名の重複を防ぎます。

    ファイル名構成要素

    蓄積データファイルのファイル名の書式

    蓄積データファイルのファイル名の書式を設定します。
    構成要素は、以下を選択して組み合わせます。

    ・プレフィックス部
    ・入力データファイル名
    ・起動時指定ファイル名
    ・登録日時
    ・枝番


    ポイント

    蓄積データファイルのファイル名は以下の3つのセクションから構成されます。順序を変更することはできません。

    ファイル名には各セクションを"_"で連結したものが使用されます。

    1. プレフィックス部

      蓄積データファイルの先頭には必ずプレフィックスが付与されます。

      省略することはできません。

    2. 入力データファイル名または起動時指定ファイル名

      入力ファイル名または起動時指定ファイル名のいずれかを選択します。
      両方をファイル名に付与することはできません。
      “登録日時+枝番”が設定されている場合は省略できます。

    3. 登録日時+枝番

      蓄積データファイルが資源管理に登録された日時と枝番の組み合わせを付与します。
      “入力データファイル名または起動時指定ファイル名”が設定されている場合は省略できます。

    Interstage Information Storageでは、1カテゴリの中に同名の蓄積データファイルを格納することはできません。蓄積データファイル名が重複しないように、ファイル名構成要素を組み合わせてください。


    注意

    • “起動時指定ファイル名”を選択した場合、蓄積データファイル名の付与値(given_de)にアンダーライン(_)およびピリオド(.)を含むことはできません。

    • “入力データファイル名”を選択した場合、蓄積データファイルのファイル名構成要素として使用されるのは、最初に出現するピリオド(.)の直前までです。そのため、最初に出現するピリオド(.)の直前までが一致する入力データファイル名を指定する場合は、蓄積データファイル名の重複を防ぐため、ファイル名構成要素に登録日時と枝番を追加してください。


      Linuxファイル名構成要素に以下を指定します。

      プレフィックス:

      data

      入力データファイル名:

      /DATA/data_in/CAT/2010.01.01.txt
      /DATA/data_in/CAT/2010.03.03.txt
      /DATA/data_in/CAT/2010.05.05.txt

      蓄積データファイル名が“data_2010.gz”となり、ファイル名が重複するため、ロードが異常終了します。

      Windowsファイル名構成要素に以下を指定します。

      プレフィックス:

      data

      入力データファイル名:

      C:\DATA\data_in\CAT\2010.01.01.txt
      C:\DATA\data_in\CAT\2010.03.03.txt
      C:\DATA\data_in\CAT\2010.05.05.txt

      蓄積データファイル名が“data_2010.zip”となり、ファイル名が重複するため、ロードが異常終了します。


  5. 格納先情報を入力します。

    [格納先情報]画面で、蓄積データファイルおよびバックアップ蓄積データファイルの格納先ディレクトリを設定します。“格納するファイル種別”から蓄積データファイルまたはバックアップ蓄積データファイルを選択して[追加]ボタンをクリックし、必要な項目を入力してください。
    蓄積データファイルの格納先情報は省略できません。バックアップ蓄積データファイルの格納先情報は、カテゴリ情報画面でバックアップ要否に“バックアップ不要”を選択した場合だけ、省略できます。
    格納先ディレクトリは複数設定でき、蓄積データとバックアップ用それぞれで最大999個まで設定できます。

    注意

    入力添付ファイルを格納する場合、蓄積添付ファイルの格納先領域およびバックアップ蓄積添付ファイルの格納先領域は、ロード機能(dlofentryコマンド)のパラメタで指定します。
    ロード時に指定しない場合は、カテゴリ定義で指定した蓄積データファイルの格納先領域が指定されたものとして扱いますので、容量を確保しておく必要があります。

    Windowsデフォルトのカテゴリ定義を利用する場合は、抽出制御サーバに定義されているカテゴリ定義の格納先情報に合わせてパス名を修正してください。
    [格納先情報]画面で、蓄積データファイルの設定行を削除したあと、新しい蓄積データファイルを追加します。
    カテゴリ定義情報は、抽出制御サーバでdcccatコマンドを使用して確認します。


    すべての情報が入力できたら[次へ]ボタンをクリックします。

    Linux

    Windows


    ここで入力できる項目を以下に示します。

    表A.4 格納先情報画面で入力する項目

    入力項目

    意味

    説明

    格納するファイル種別

    格納するファイル種別

    蓄積データファイルまたはバックアップ蓄積データファイルを設定します。
    [追加]ボタンを押すと自動的に設定されます。

    パス名

    格納先ディレクトリの絶対パス

    格納先ディレクトリを絶対パスで指定します。

    Linuxディレクトリ名の最後に“/”を書かなかった場合、自動的に補完されます。
    パス名は半角英数768文字までで指定します。

    Windowsディレクトリ名の最後に“\”を書かなかった場合、自動的に補完されます。
    パス名は半角英数255文字までで指定します。

    使用開始日時

    格納先ディレクトリが使用可能になる日時

    格納先ディレクトリが使用可能になる日時を指定します。
    画面を表示した時間が初期値として設定されます。必要がなければ変更しないでください。
    “YYYY/MM/DD hh:mm”の形式で指定します。

    使用終了日時

    格納先ディレクトリが使用不可能になる日時

    格納先ディレクトリが使用不可能になる日時を指定します。年や月ごとに格納先ディレクトリを変更したい場合に指定してください。
    省略した場合、無期限になります。
    “YYYY/MM/DD hh:mm”の形式で指定します。

    優先番号

    格納先ディレクトリの使用優先度

    ロード時点で有効な格納先ディレクトリが複数設定されている場合の、ディレクトリの使用優先度を指定します。
    “1”を指定すると、最も優先度が高くなります。

    同じ優先度を他の格納先ディレクトリに設定することはできません。
    行追加時に自動的に設定されます。


    注意

    同じファイル種別に対する格納先ディレクトリを複数定義しても、有効なディレクトリのうち優先度が高いものが常に選択されます。ディレクトリの空き容量やディスク障害などを検知して格納先を動的に切り替えることはできません。


    参照

    格納先領域についての詳細は“解説書”の“蓄積データファイルの格納先領域”を参照してください。

    dcccatコマンドの詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。


  6. CPMキー情報を入力します。

    [CPMキー情報]画面でカテゴリのCPMキーを設定します。[追加]ボタンをクリックして必要数分CPMキーを設定してください。1カテゴリあたり最大8個までCPMキーを設定できます。
    CPMキーの設定は省略できます。CPMキーの設定を省略した場合、抽出時に蓄積データファイル名を指定しないと、カテゴリに格納されているすべての蓄積データファイルが抽出対象となります。
    すべての情報が入力できたら[完了]ボタンをクリックします。


    ここで入力できる情報を以下に示します。

    表A.5 CPMキー情報画面で入力する項目

    入力項目

    意味

    説明

    項目名

    CPMキーに指定する項目名

    CPMキーに指定する項目名を入力します。
    カテゴリで管理するデータ形式がCSV形式の場合は項目名を、XML形式の場合はパス式で入力してください。
    項目名は256バイト以内で指定します。

    要素種類

    CPMキーのデータ種別

    CPMキーのデータ種別を選択します。
    “数値”または“文字”を選択します。

    バイト数

    CPMキーの値の最大長

    CPMキーの値の最大長を入力します。
    要素種類に“数値”を選択した場合は、CPMキーがとりうる最大桁数を小数部を含めて指定します。

    Linux最大値は"18"です。

    Windows最大値は"15"です。

    要素種類に“文字”を選択した場合は、CPMキーがとりうるバイト長を指定します。最大値は"352"です。
    すべてのCPMキーのバイト数および桁数を合計した値が"352"以内でなければなりません。

    小数部バイト数

    CPMキーに含まれる小数部の桁数

    要素種類が“数値”の場合、CPMキーに含まれる小数部の桁数を入力します。

    Linux最大値は"18"です。

    Windows最大値は"15"です。

    ただし、“バイト数”の設定値よりも大きな値は設定できません。

    マイナス値の有無

    CPMキーにマイナス値を含む・含まない

    要素種類が“数値”の場合、マイナス値の扱いを選択します。
    ・あり:マイナス値を含む
    ・なし:マイナス値を含まない

    文字データの種類

    文字データの種類

    要素種類が“文字”の場合、文字の種類を選択します。
    “英数記号混在”だけ選択できます。

    文字幅

    全角・半角の区別

    要素種類が“文字”の場合、文字の全角・半角の区別を選択します。
    ・半角:CPMキーが半角だけの場合
    ・全半角混在:CPMキーに半角と全角を使用したい場合

    大文字フラグ

    英字の大文字・小文字の区別

    要素種類が“文字”の場合、英字の大文字・小文字の区別を選択します。

    ・“大小文字混在”だけ選択できます。


    ポイント

    項目名に使用できる文字の制限を以下に示します。

    • データ形式が“CSV形式”の場合

      • 半角文字は英数字および“!”、“:”、“@”、“_”、“`”だけが使用できます

      • 全角文字は“/”と",“以外のすべての文字が使用できます

      • “_”だけの項目名は指定できません

    • データ形式が“XML形式”の場合

      • 半角文字は英数字および“!”、“:”、“@”、“_”、“`”、“/”だけが使用できます

      • 全角文字は“/”と",“以外のすべての文字が使用できます

      • “//”や“/*/”など省略形は使用できません

      • 先頭に“/”がない場合、自動的に“/”を先頭に付与します

      • ルート要素の先頭に“!”は指定できません


    ポイント

    “要素種類”の設定によって、“バイト数”で設定した長さを超えるCPMキー値をもつレコードの扱いが異なります。CPMキーの設定はカテゴリ定義後に修正できないため、“バイト数”には余裕をもった値を設定してください。

    • 要素種類が「数値」の場合

      “バイト数”の設定値より桁数が大きいCPMキー値をもつレコードは格納できません。また、“バイト数”以内であっても、小数部の桁数が“小数部バイト数”の設定値より大きいCPMキー値や、整数部の桁数が“バイト数”-“小数部バイト数”の値よりも大きいCPMキー値をもつレコードも格納できません。設定値を超えたレコードを発見すると、dlofentryコマンドは異常終了します。

      例:“バイト数”の設定値が"5"、“小数部バイト数”の設定値が"2"のCPMキー

      CPMキー値

      格納可否

      備考

      120.15

      整数部、小数部ともに設定された桁数に合致するため格納できる

      55.59

      整数部の桁数が“バイト数”から“小数部バイト数”を引いた値以下であれば格納できる

      130.3

      小数部の桁数が“小数部バイト数”以下であれば格納できる

      200

      整数部だけのデータでも、整数部の桁数が“バイト数”から“小数部バイト数”を引いた値以下であれば格納できる

      .39

      小数部だけのデータでも、小数部の桁数が“小数部バイト数”以下であれば格納できる

      150.563

      ×

      “バイト数”より桁数が大きいため格納できない

      10.654

      ×

      “小数部バイト数”より小数部の桁数が大きいため格納できない

      1010.3

      ×

      “バイト数”から“小数部バイト数”を引いた値より、整数部の桁数が大きいため格納できない

      ○:格納できる

      ×:格納できない


    • 要素種類が“文字”の場合

      “バイト数”の設定値より大きいCPMキー値をもつレコードを格納できます。しかし、文字幅を“全半角混在”にすると、入力データファイル中にCPMキー値のバイト長が“バイト数”の設定値を超えたレコードがあった場合、dlofentryコマンドにより作成された蓄積データファイルは常に抽出対象となります。(他のCPMキーが検索条件に含まれている場合を除く)
      文字幅を“半角”にするとCPMキー値のバイト長が“バイト数”の設定値を超えたレコードがあった場合、前方から設定値までのバイト長の分をCPMキー値とします。
      例:“バイト数”の設定値が“6”、“文字幅”の設定値が“半角”のCPMキー“area_code”

      入力データファイル

      入力データファイル内のCPMキー"area_code"の値

      抽出条件"$area_code=="00-001""

      抽出対象(注)

      抽出結果

      file1.csv

      00-001
      00-003
      00-005

      1レコード抽出される。

      file2.csv

      00-0010
      00-002
      00-004

      何も抽出されない。

      file3.csv

      00-002
      00-004
      00-005

      ×

      ○:抽出対象になります。
      ×:抽出対象になりません。
      注) 抽出条件が、管理レコードに登録されたCPMキー値の範囲内の場合、抽出対象となります。


    CPMキーの設定と、使用できる文字の範囲を以下に示します。

    表A.6 CPMキーの設定と使用できる文字の範囲

    要素種類

    文字幅

    使用できる文字の範囲

    数値

    半角数字だけ

    文字

    半角

    半角文字だけ

    全半角混在

    Interstage Information Storageが扱えるすべての文字


    参照

    CPMキーの詳細は“解説書”の“CPMキー”を参照してください。


  7. カテゴリ定義を保存します。

    [カテゴリ編集]画面に戻るので、別のカテゴリを追加する場合は手順の2以降を再度行ってください。

    入力が完了したら、[保存]ボタンをクリックします。
    [保存]ボタンをクリックすると、カテゴリ定義がシステム内に保存されます。


    注意

    [保存]ボタンをクリックせずにカテゴリ定義画面を終了したり、[キャンセル]ボタンをクリックしたりした場合、保存されていないカテゴリ定義情報はすべて失われます。

    ポイント

    [保存]したカテゴリ定義を、カテゴリ定義ファイルを作成する前に再度編集する場合は、手順の2で対象カテゴリを選択して[更新]ボタンをクリックしてください。


  8. カテゴリ定義ファイルを作成します。

    [カテゴリ定義]画面に戻るので、[カテゴリ定義ファイルの作成]ボタンをクリックします。

    [カテゴリ定義ファイル作成]画面が表示されるので、すべての項目を入力して[作成]ボタンをクリックします。


    カテゴリ定義ファイル(CategoryExec.xml)の作成先を以下に示します。

    • C:\Users\[ユーザー名]\Documents
        \Interstage Information Storage\CategoryFiles\etc\CategoryExec.xml

    注意

    上記の例は、ディレクトリが標準の設定の場合の例です。
    マイドキュメントのディレクトリが変更されている場合には、パスが異なります。




    表A.7 カテゴリ定義ファイル作成画面で入力する項目

    入力項目

    意味

    説明

    更新者

    カテゴリ定義を編集したIIS管理者名

    カテゴリ定義を編集したIIS管理者名を入力します。省略することはできません。
    入力した更新者名は次回起動時から[カテゴリ定義]画面に表示されます。
    20バイト以内の文字列を指定します。

    コメント

    カテゴリ定義ファイルに関するコメント

    カテゴリ定義ファイルに関するコメントを入力します。
    入力したコメントは次回起動時から[カテゴリ定義]画面に表示されます。
    1024バイト以内の文字列を指定します。


  9. カテゴリ定義ファイルを制御サーバセットに転送します。

    正しく作成された後は、FTPなどを使用してカテゴリ定義ファイル(CategoryExec.xml)を、制御サーバセットに転送してください。
    FTPを使用する場合は、バイナリモードで転送してください。

    注意

    • カテゴリ定義画面を操作したクライアントPCでは、カテゴリ定義コマンドは実行できません。
      かならず、制御サーバセットに転送してください。

    • 制御サーバセットにおいて、フェイルオーバ機能を使用してクラスタシステムを構築している場合は、運用ノードおよび待機ノードの両方にカテゴリ定義ファイルを転送してください。