業務定義ファイルと抽出プロパティファイルを作成したら、dfbselectコマンドによりデータの抽出を行います。
dfbselectコマンドが異常終了した場合は、"抽出コマンド異常終了時のリカバリ"を参照して対処してください。
例
業務定義ファイル“/DATA/business1.xml”、抽出プロパティファイル“/DATA/extProp.txt”を指定し、実行クラス“ClassA”を使用して、抽出プロパティファイルに記述された抽出条件を実行する。
dfbselectコマンドの実行結果は抽出結果ファイル“/DATA/a.txt”に出力される。
dfbselect bus_file=/DATA/business1.xml prop_file=/DATA/extProp.txt select_file=/DATA/a.txt class_name=ClassA <Enter>
業務定義ファイル“C:\DATA\business1.xml”、抽出プロパティファイル“C:\DATA\extProp.txt”を指定し、実行クラス“ClassA”を使用して、抽出プロパティファイルに記述された抽出条件を実行する。
dfbselectコマンドの実行結果は抽出結果ファイル“C:\DATA\a.txt”に出力される。
dfbselect bus_file=C:\DATA\business1.xml prop_file=C:\DATA\extProp.txt select_file=C:\DATA\a.txt class_name=ClassA <Enter>
注意
dfbselectコマンドでは、データの抽出は1つのカテゴリに対してだけ、実施します。複数カテゴリにまたがった抽出は行えません。
XML形式のファイル出力では、抽出結果のXML文書を出力するときに、XML文書のうしろに区切りとして改行を付加します。
fjcx圧縮方式で格納されたXML文書は、データの圧縮効果を高めるため、XMLマークアップを整形します。そのため、格納前と抽出時でXMLマークアップが異なりますが、XML文書のデータ値としては変更ありません。
格納時の変換規則については、“表1.2 XML文書をfjcx圧縮方式で格納する場合の変換規則”を参照してください。