B.2.2 抽出制御動作環境定義ファイルの実行パラメタの種類

以下に、抽出制御動作環境定義ファイルの実行パラメタを示します。

各パラメタの詳細については、“B.2.3 抽出制御動作環境定義ファイルの実行パラメタの意味”で説明します。

表B.2 抽出制御動作環境定義ファイルの実行パラメタ
パラメタ名	意味	記述の省略	記述例	備考
RequestorPort	抽出制御プロセス依頼受付ポート番号	不可	RequestorPort 24101
DECellAgentPort	データ抽出エージェント用受付ポート番号	不可	DECellAgentPort 24201
Class	実行クラス	不可	Class Class1 8 0
DECell	データ抽出セルのサーバ情報	不可	DECell DE01 DECellServer 24301 Class1	DECellServerはホスト名です。ホスト名またはIPアドレスを指定します。
OutFolder	データ抽出セルの抽出結果中間ファイルの出力先ディレクトリ	不可	OutFolder /IIS Class1 OutFolder G:\ODS4\data Class1
LogFileFolder	抽出制御ログファイルの格納ディレクトリ	可	LogFileFolder /var/opt/FJSViisde/log/requestor/ LogFileFolder "C:\SymfoAS\ODS\FJSViisde\log\requestor\"	省略時は以下のディレクトリ配下に情報を出力します。 /var/opt/FJSViisde/log/requestor/ %TEMP%\iis\FJSViisde\log\requestor\
LogFileSize	抽出制御ログファイルの切替サイズ(メガバイト)	可	LogFileSize 100	単位はメガバイトです。省略時：100 指定可能範囲：0～500 0を指定すると、ログは採取されません。
CoreFileFolder	抽出制御コアファイルの格納ディレクトリ	不可	CoreFileFolder /IIS CoreFileFolder "G:\ODS4\core"	ディレクトリを絶対パスで指定します。
MaxRequest	抽出制御プロセスへの最大同時抽出依頼数	可	MaxRequest 1000	省略時：1000 指定可能範囲：1～30000
MaxMultiCount	データ抽出セル抽出依頼時の最大相乗り件数	可	MaxMultiCount 100	省略時：100 指定可能範囲：1～1000
SelectWaitTimer	データ抽出セル抽出依頼時の最大応答待ち時間(分)	可	SelectWaitTimer 1250	単位は分です。省略時：1440 指定可能範囲：1～1440
SelectRetryCount	データ抽出セル異常時の再実行回数	可	SelectRetryCount 1	省略時：1 指定可能範囲：0～10
LogFileBackup	抽出制御プロセスログファイルのバックアップ数	可	LogFileBackup 1	省略時：1 指定可能範囲：0～100 0を指定すると、現在使用中のファイルだけとなります