ページの先頭行へ戻る
Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) 導入ガイド
FUJITSU Software

2.4.2 抽出制御プロセス・データ抽出セルの設計

抽出制御プロセスで実行クラス制御を利用する場合の、以下情報の設計について説明します。

データ抽出セル、実行クラスの設計

データ抽出セルおよび実行クラスは、以下の観点で定義する数を検討します。

データ抽出セルは、抽出制御動作環境定義ファイルのDECellパラメタで定義します。

実行クラスは、抽出制御動作環境定義ファイルのClassパラメタで定義します。

ポイント

データ抽出セルは、運用中に追加、削除、変更できます。 そのため、運用開始後にデータ量の増加や性能要件の変化があった場合も、データ抽出セルを追加することで対応できます。

参照

  • 実行クラスの概要については、“解説書”の“実行クラス制御”を参照してください。

  • 抽出制御動作環境定義ファイルの詳細については、“導入ガイド”の“抽出制御動作環境定義ファイルのパラメタ”を参照してください。


相乗り待ち合わせ時間の設計

相乗り待ち合わせ時間は、実行クラスごとに設定できます。相乗り待ち合わせ時間は、その実行クラスで行う、抽出要求の種類によって設定します。

相乗り待ち合わせ時間は、抽出制御動作環境定義ファイルのClassパラメタで定義します。

参照

相乗り待ち合わせ時間の概要については、“解説書”の“相乗り制御・相乗り待ち制御”を参照してください。


出力先ディレクトリの設計

データ抽出セルで抽出処理を行った抽出結果中間ファイルを出力するディレクトリについて検討します。 出力先ディレクトリとしては、以下の観点で決定します。

出力先ディレクトリは、抽出制御動作環境定義ファイルのOutFolderパラメタで定義します。

ポイント

出力先ディレクトリはすべての抽出制御サーバ、抽出サーバからアクセスできる共用ディスク上に作成してください。

また出力先ディレクトリはすべての抽出制御サーバ、抽出サーバで同じパスでアクセスできるよう設定してください

参照

抽出制御プロセスのパラメタの詳細については、“B.2 抽出制御動作環境定義ファイルのパラメタ”を参照してください。

また、データ抽出セルのパラメタの詳細については、“B.3 データ抽出エージェント動作環境定義ファイルのパラメタ”を参照してください。