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Symfoware Analytics Server(Operational Data Store編) 導入ガイド
FUJITSU Software

1.2.1 構築できるサーバ構成

Interstage Information Storageで構築できるサーバ構成を以下に示します。

オールインワン構成で構築可能なサーバ構成の一覧を以下に示します。

表1.2 サーバ構成の一覧

サーバセット名

オールインワン構成

マルチサーバ構成

中規模

大規模

ロードサーバセット

1台

1台

1台

制御サーバセット

1(2)台(注2)

1(2)台(注2)

Interstage Information Storage クライアントセット (注1)

1台~2台(注3)

1台~2台(注3)

抽出サーバセット

1台

2台~8台(注4)

注1) 以降、IISクライアントセットと略します。
注2) ()内は冗長化構成時の台数です。
注3) 抽出処理の多重度は、データ抽出セル数以下となるようにしてください。
注4) サーバを拡張した場合の台数です。

以下にオールインワン構成とマルチサーバ構成の構成例を示します。

オールインワン構成

オールインワン構成として、すべてのコンポーネントを1台のサーバマシンに配置する構成例を以下の図に示します。

図1.2 オールインワン構成



マルチサーバ構成(中規模)

中規模のマルチサーバ構成として、各サーバセットを1台ずつ配置する構成例を以下の図に示します。

図1.3 マルチサーバ構成(中規模)


マルチサーバ構成(大規模)

大規模のマルチサーバ構成例を以下の図に示します。

図1.4 マルチサーバ構成(大規模)


サーバセット内に含まれる各サーバ種別の説明を以下の表に示します。

表1.3 Interstage Information Storageのサーバ

サーバ名

説明

ロードサーバ

入力ファイルに含まれるCPMキー値の解析、蓄積データファイルの圧縮および作成、資源管理への管理レコードの登録を行う機能の集まりです。
ロードコマンドから構成されます

抽出制御サーバ

資源管理に登録された情報の確認、削除などの運用処理と、クライアントから抽出依頼を受け付け抽出処理の制御を行う機能の集まりです。
抽出制御プロセス、資源管理コマンド、資源管理常駐プロセスから構成されます。

Interstage Information Storage クライアント (注)

アプリケーションからの抽出依頼を受け付ける機能の集まりです。
抽出コマンド・API連携から構成されます。

抽出サーバ

抽出処理の依頼を実行する機能の集まりです。
データ抽出セルとデータ抽出エージェントから構成されます。

資源情報管理サーバ

Interstage Information Storageに格納されたデータの管理とカテゴリ情報の定義を行う機能の集まりです。
資源管理とカテゴリ定義コマンドから構成されます。

共用ディスク

各サーバが共有して使用できるディスクです。

注) 以降、IISクライアントと略します。


注意

データの格納先およびデータの抽出結果の格納先は、すべてのサーバマシンで共用ディスク上の同じパスを指定してください。

サーバセットとサーバ種別、コンポーネントの関係について、以下の表に示します。

表1.4 サーバセットとサーバ、コンポーネントの関係

サーバセット

サーバ種別

コンポーネント

備考

ロードサーバセット

ロードサーバ

ロードコマンド

制御サーバセット

抽出制御サーバ

抽出制御プロセス

資源管理常駐プロセス

資源管理コマンド

資源情報管理サーバ

資源管理

カテゴリ定義コマンド

IISクライアントセット

IISクライアント

抽出コマンド・API連携

抽出サーバセット

抽出サーバ

データ抽出エージェント

サーバの増設が可能です。

データ抽出セル