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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 DRオプション 説明書
FUJITSU Software

4.3 切替え後の運用

ここでは切替え実行後、切戻しを実行するまでの運用上の注意点について説明します。


切替え元サイトが稼働している状態で、テナント切替えを行った場合

課金請求担当者が利用料金を請求する場合

以下の手順となります。

テナント切替えを実施した場合

L-Platformテンプレートには、以下の制限があります。

上記の使用できないテンプレート情報は、すべてのグローバルプール内のリソースを切り替えると、使用できるようになります。


Active-Active運用の切替えを行った場合

切替えのあとで、切替え元サイトから切替えられたリソースと、切替え先サイトにもともと存在するリソースを混在させないようにしてください。混在させた場合、切戻し時にリソースが見つからず、切戻しに失敗します。

リソースが混在するパターンとしては、以下のとおりです。

関係するリソースがどのサイトで作成されたものかを判別するため、リソース名の先頭にサイト名を付加することをお勧めします。

詳細は、「2.6 運用サイトとバックアップサイトの構成」の「運用サイトとバックアップサイトで重複しない値を設定する項目」の「サイト間で重複しない値を設定する項目」を参照してください。


追加復旧の実施を予定している場合

切戻し操作後に、切替え元サイトで追加復旧を予定している場合、以下の操作を行わないでください。

ブレードシャーシ縮退構成で切替えを行った場合

ブレードシャーシ縮退構成で切替えを行った場合、切替え後に、必要に応じて以下の操作を行ってください。