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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 DRオプション 説明書
FUJITSU Software

2.1.3 仮想L-Server切替え(VMゲスト)

VMホストは各サイトで構築し、VMホスト上で動作する仮想L-Serverだけを切り替えます。

図2.3 仮想L-Server切替え(VMゲスト)

表2.5 サポート構成

項目

内容

備考

管理対象サーバ機種

PRIMERGYブレードサーバ

PRIMERGYラックマウントサーバ

ストレージ接続

FC

iSCSI

NAS

管理対象スイッチブレード

Connection Blade

スイッチモード

IBPモードは使用不可

エンドホストモード

Converged Fabricモード

サーバ仮想化ソフトウェア/VM管理製品

VMware/VMware vCenter Server

VMware ESXi 5.xだけサポート
VM管理製品は各サイトで構築
各サイト単位で、VM管理製品と通信できるサーバ(管理サーバなど)にVMware vSphere Command-Line Interface(vCLI)をインストール

ポイント

  • VMプール定義ファイルにより、バックアップサイトでVMホスト数を削減できます。「図2.4 バックアップサイトでVMホスト数を減らす設定」を参照してください。設定方法については、「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」の「4. VMプール定義ファイルの作成【仮想L-Server切替え(VMゲスト)の場合】」を参照してください。

  • 物理L-Server切替え(物理OS)と併用できます。

  • 物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)と併用できません。

  • VMホストのシステム領域を格納したディスクは、レプリケーションの対象となりません。このため、VMホストのシステム領域をどのようなディスク上に配置しても問題ありません。(例: ローカルブート)

注意

  • VMware vCenter Serverと通信できるサーバ(管理サーバなど)にVMware vSphere Command-Line Interface(vCLI)のインストールが必要です。

  • VMホストは物理L-Server上に構築しないでください。

  • VMデータを配置するディスク

    FC接続、iSCSI接続またはNAS接続のディスクを使用し、レプリケーションの対象としてください。

図2.4 バックアップサイトでVMホスト数を減らす設定