VMホストは各サイトで構築し、VMホスト上で動作する仮想L-Serverだけを切り替えます。
図2.3 仮想L-Server切替え(VMゲスト)
項目 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
管理対象サーバ機種 | PRIMERGYブレードサーバ | ||
PRIMERGYラックマウントサーバ | |||
ストレージ接続 | FC | ||
iSCSI | |||
NAS | |||
管理対象スイッチブレード | Connection Blade | スイッチモード | IBPモードは使用不可 |
エンドホストモード | |||
Converged Fabricモード | |||
サーバ仮想化ソフトウェア/VM管理製品 | VMware/VMware vCenter Server | VMware ESXi 5.xだけサポート |
ポイント
VMプール定義ファイルにより、バックアップサイトでVMホスト数を削減できます。「図2.4 バックアップサイトでVMホスト数を減らす設定」を参照してください。設定方法については、「3.6 切替え時に使用するファイルの作成」の「4. VMプール定義ファイルの作成【仮想L-Server切替え(VMゲスト)の場合】」を参照してください。
物理L-Server切替え(物理OS)と併用できます。
物理/仮想L-Server切替え(VMホスト/VMゲスト)と併用できません。
VMホストのシステム領域を格納したディスクは、レプリケーションの対象となりません。このため、VMホストのシステム領域をどのようなディスク上に配置しても問題ありません。(例: ローカルブート)
注意
VMware vCenter Serverと通信できるサーバ(管理サーバなど)にVMware vSphere Command-Line Interface(vCLI)のインストールが必要です。
VMホストは物理L-Server上に構築しないでください。
VMデータを配置するディスク
FC接続、iSCSI接続またはNAS接続のディスクを使用し、レプリケーションの対象としてください。
図2.4 バックアップサイトでVMホスト数を減らす設定