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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.1.2 操作ガイド
FUJITSU Software

18.5.2 ZFSストレージプール情報の定義ファイル【Solaris】【Solarisゾーン】【OVM for SPARC】

サーバ切替え後、ZFSストレージプールはエクスポートされた状態になります。Solaris、Solarisゾーン、OVM for SPARCの各ドメインでZFSストレージプールを使用している場合、ZFSストレージプールをインポートするために、ZFSストレージプール情報の定義ファイルを作成する必要があります。ZFSストレージプールを使用しているドメインは、本製品のエージェントをインストールしたあと、定義ファイルを格納してください。

ZFSストレージプールを使用していないドメインは、定義ファイルを作成する必要はありません。

参考

  • 管理対象サーバのSolaris 、Solaris ゾーン環境にzpool_infoファイルを格納している場合、マネージャーにzpool_and_zone_recovery.rcxpropファイルを格納しても有効になりません。
    zpool_infoの定義に従ってZFSストレージプールがインポートされます。

  • OVM for SPARCのVMホストとして登録したサーバのゲストドメインをSolarisゾーンのVMホストとして登録し、そのゲストドメインでZFSストレージプールを使用している場合も本定義ファイルの作成が必要です。


定義ファイルの格納場所

【solaris】
/etc/opt/FJSVrcvat/config

定義ファイル名

zpool_info

定義ファイルの形式

定義ファイルは以下のように記述してください。

ファイルの権限:644

ドメインにimportされているZFSストレージプール名、またはZFSストレージプールのguidを記載します。複数存在する場合、複数行に記載してください。

ZFS_pool_1
ZFS_pool_2
13230972464300563126

定義ファイルの変更手順

ZFSストレージプールを使用しているドメインごとに定義ファイルを作成してください。
エージェントの再起動は必要ありません。

参考

  • 前後に空白があっても無視されます。

  • コメントは、先頭文字にシャープ("#")を記述します。

  • 制御ドメイン、ゲストドメインで同名のZFSストレージプールを作成している場合は、ZFSストレージプールのguidを指定してください。

  • OSインストール時にデフォルトで作成されるrpoolは指定する必要はありません。