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Symfoware Analytics ServerV12.2.0 利用ガイド
FUJITSU Software

6.1.2 アンセットアップ

データ分析機能のアンセットアップについて説明します。

6.1.2.1 サーバのアンセットアップ

Windows6.1.2.1.1 Windowsの場合のアンセットアップ

Windowsの場合のアンセットアップについて説明します。

ポイント

各手順の実行例では、DWHサーバのインストールディレクトリが“C:\SymfoAS”の場合を例として説明しています。

DWHサーバが起動されていることを確認して、以下の手順でアンセットアップを行います。

  1. DWHサーバ管理者ユーザーでDWHサーバにログインします。

  2. 環境変数を設定します。

    DWHサーバ管理者ユーザーに対して、環境変数を設定します。詳細は、“3.1.1 環境変数の設定”を参照してください。

    また、Rパッケージのアンインストール時のメッセージが正しく表示されないことがありますので、以下の環境変数を設定してください。

    例)
    set LANG=C
  3. DWHサーバ管理者ユーザーでpsqlコマンドを以下の引数で実行して、postgresおよびtemplate1のデータベースにあるPL/Rの環境をアンセットアップします。

    例)
    psql -d postgres  -c "DROP EXTENSION plr;"
    psql -d template1 -c "DROP EXTENSION plr;"

    注意

    PL/R手続き言語でR関数を宣言済みの場合はアンセットアップを行えません。

    したがって、R関数を削除したあとにアンセットアップを行うか、DROP EXTENSIONのパラメーターにCASCADEを指定して依存するR関数を削除してからアンセットアップを行ってください。

  4. DWHサーバを停止します。

    DWHサーバ管理者ユーザーでコマンドプロンプトを“管理者として実行”モードで起動したあと、symasstopコマンドを実行して、DWHサーバを停止します。

    例)
    C:\SymfoAS\bin\symasstop.bat
  5. Rパッケージをアンインストールします。

    DWHサーバ管理者ユーザーで分析ファンクションのセットアップでインストールしたRパッケージをアンインストールします。

    実行形式)
    R CMD REMOVE -l Rパッケージインストール先ディレクトリ Rパッケージ名
    例)
    R CMD REMOVE -l "%R_HOME%\library" symasExtAnls
  6. PL/Rの環境から資源を削除します。

    DWHサーバ管理者ユーザーでPL/Rの環境から以下のファイルを削除します。

    例)
    del C:\SymfoAS\symfoserver64\lib\plr.dll
    del C:\SymfoAS\share\extension\plr.sql
    del C:\SymfoAS\symfoserver64\share\extension\plr.control
    del C:\SymfoAS\symfoserver64\share\extension\plr--8.3.0.16.sql
    del C:\SymfoAS\symfoserver64\share\extension\plr--unpackaged--8.3.0.16.sql
  7. セットアップ時に配置した資源を削除します。

    例)
    del C:\SymfoAS\API\lib\plr.dll
    del C:\SymfoAS\API\share\extension\plr.sql
    del C:\SymfoAS\API\share\extension\plr.control
    del C:\SymfoAS\API\share\extension\plr--8.3.0.16.sql
    del C:\SymfoAS\API\share\extension\plr--unpackaged--8.3.0.16.sql
Linux6.1.2.1.2 Linuxの場合のアンセットアップ

Linuxの場合のアンセットアップについて説明します。

DWHサーバが起動されていることを確認して、以下の手順でアンセットアップを行います。

  1. DWHサーバ管理者ユーザーでDWHサーバにログインします。

  2. DWHサーバ管理者ユーザーに対して、psqlコマンドを実行するための環境変数を設定します。詳細は、“3.1.1 環境変数の設定”を参照してください。

    例)
    # export R_HOME=/opt/FJSVsymas/ext/R-3.1.2/lib64/R
    # export PATH=/opt/symfoserver64/bin:$PATH
    # export MANPATH=/opt/symfoserver64/share/man
    # export LD_LIBRARY_PATH=/opt/symfoserver64/lib:$LD_LIBRARY_PATH
  3. DWHサーバ管理者ユーザーでpsqlコマンドを以下の引数で実行して、postgresおよびtemplate1のデータベースにあるPL/Rの環境をアンセットアップします。

    例)
    # psql postgres  -c "DROP EXTENSION plr;"
    # psql template1 -c "DROP EXTENSION plr;"

    注意

    PL/R手続き言語でR関数を宣言済みの場合はアンセットアップを行えません。

    したがって、R関数を削除したあとにアンセットアップを行うか、DROP EXTENSIONのパラメーターにCASCADEを指定して依存するR関数を削除してからアンセットアップを行ってください。

  4. DWHサーバを停止します。

    システム管理者ユーザーでsymasstopコマンドを実行して、DWHサーバを停止します。

    例)
    # /opt/FJSVsymas/bin/symasstop.sh
  5. PL/Rの環境から資源を削除します。

    システム管理者ユーザーでPL/Rの環境から以下のシンボリックリンクを削除します。

    例)
    # rm /opt/symfoserver64/lib/plr.so
    # rm /opt/symfoserver64/share/extension/plr.sql
    # rm /opt/symfoserver64/share/extension/plr.control
    # rm /opt/symfoserver64/share/extension/plr--8.3.0.16.sql
    # rm /opt/symfoserver64/share/extension/plr--unpackaged--8.3.0.16.sql
  6. セットアップ時に配置した資源を削除します。

    例)
    # rm -r /opt/FJSVsymas/ext/R-3.1.2
    # rm /opt/FJSVsymas/API/lib/plr.so
    # rm /opt/FJSVsymas/API/share/extension/plr.sql
    # rm /opt/FJSVsymas/API/share/extension/plr.control
    # rm /opt/FJSVsymas/API/share/extension/plr—-8.3.0.16.sql
    # rm /opt/FJSVsymas/API/share/extension/plr--unpackaged--8.3.0.16.sql

6.1.2.2 クライアントのアンセットアップ

クライアントのアンセットアップについて説明します。

ポイント

メッセージが正しく表示されないことがありますので、Rコマンドを実行する前に以下の環境変数を設定してください。

例)
set LANG=C

以下の手順でアンインストールします。

セットアップ時にRコマンドを使用してインストールしたパッケージをアンインストールします。

実行形式)
R CMD REMOVE -l Rパッケージインストール先ディレクトリ Rパッケージ名
例) Windows上で“C:\work\R\library”からアンインストールする場合の例です。
>R CMD REMOVE -l C:\work\R\library RPostgreSQL
>R CMD REMOVE -l C:\work\R\library DBI