Symfoware Analytics Serverの運用に必要な環境変数について、説明します。
Symfoware Analytics Serverの運用に必要な環境変数を以下の表に示します。
ポイント
DWHサーバをインストールすると、Symfoware Analytics Serverの運用に必要な以下の環境変数を自動的に設定します。
SYMAS_HOME
データ蓄積機能の以下の環境変数
CLASSPATH
dcsysenv
PATH
環境変数名 | 設定内容 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|---|
SYMAS_HOME | Symfoware Analytics Serverのホームディレクトリ(DWHサーバのインストールディレクトリ) | %SYMAS_HOME% | Symfoware Analytics Serverのホームディレクトリ(DWHサーバのインストールディレクトリ)です。 DWHサーバをインストールすると、本環境変数は自動的に設定されます。 |
SYMFO_HOME | データベースサーバのインストールディレクトリ | %SYMFO_HOME% | データベースサーバのインストールディレクトリを設定します。 製品同梱のデータベースサーバを使用する場合、以下を指定してください。 |
R_HOME | Rホームディレクトリ | %R_HOME% | PL/Rおよび分析ファンクションを使用する場合に設定します。 Symfoware Analytics Serverと連携可能なRのパスを指定してください。 |
PYTHONHOME | Pythonホームディレクトリ | %PYTHONHOME% | Symfoware Analytics ServerのセットアップまたはPL/Pythonを使用する場合に設定します。必ず設定してください。 製品同梱のPythonを使用する場合は以下を指定してください。 |
PATH | データベースサーバ実行環境パス | [データベースサーバのインストールディレクトリ]\bin | データベースサーバの実行環境パスを設定します。 |
R実行環境パス | [Rホームディレクトリ]\bin | PL/Rおよび分析ファンクションを使用する場合に設定します。 | |
Python実行環境パス | [Pythonホームディレクトリ] | Symfoware Analytics ServerのセットアップまたはPL/Pythonを使用する場合に設定します。 製品同梱のPythonを使用する場合は以下を指定してください。 | |
データベースサーバライブラリパス | [データベースサーバのインストールディレクトリ]\lib | データベースサーバのライブラリパスを設定します。 | |
Rライブラリサーチパス | [Rホームディレクトリ]\bin\x64 | PL/Rおよび分析ファンクションを使用する場合に設定します。 | |
Pythonライブラリサーチパス | [Pythonホームディレクトリ]\Scripts | Symfoware Analytics ServerのセットアップまたはPL/Pythonを使用する場合に設定します。 | |
JAVA_HOME | Javaライブラリサーチパス | DWHサーバにインストールしたJavaVMのインストールディレクトリを設定します。 | |
SQLRTENV | データ蓄積機能の資源管理接続設定ファイルパス | データ蓄積機能を使用する場合に設定します。 データ蓄積機能を使用するDWHサーバ管理者ユーザーおよびODS管理者ユーザーに対して、以下を指定してください。 | |
RDBNAME | データ蓄積機能のRDBシステム名 | データ蓄積機能を使用する場合に設定します。 データ蓄積機能を使用するDWHサーバ管理者ユーザーおよびODS管理者ユーザーに対して、以下を指定してください。 |
環境変数の設定方法
環境変数の登録画面を表示して、環境変数の表にある各環境変数を入力します。
[コントロールパネル]を選択します。
[システム]を選択します。
[システムの詳細設定を選択します。
[詳細設定]タブの[環境変数]ボタンを選択します。
環境変数を設定します。
SQLRTENVおよびRDBNAMEを設定する場合
DWHサーバ管理者ユーザーおよびODS管理者ユーザーのユーザー環境変数に値を設定します。
上記以外の場合
システム環境変数に値を設定します。
参照
Interstage Information Integratorを利用したデータ連携を使用する場合
以下を参照して、環境変数を設定してください。
機能名 | マニュアル名 | 参照先 |
---|---|---|
Interstage Information Integratorを利用したデータ連携 | Interstage Information Integrator セットアップガイド | “環境変数の設定” |
Symfoware Analytics Serverの運用に必要な環境変数を以下の表に示します。
環境変数名 | 設定内容 | 設定値 | 説明 |
---|---|---|---|
SYMAS_HOME | Symfoware Analytics Serverのホームディレクトリ(DWHサーバのインストールディレクトリ) | $SYMAS_HOME | Symfoware Analytics Serverのホームディレクトリ(DWHサーバのインストールディレクトリ)を指定します。 |
SYMFO_HOME | データベースサーバのインストールディレクトリ | データベースサーバのインストールディレクトリを指定します。 製品同梱のデータベースサーバを使用する場合、以下を指定してください。 /opt/symfoserver64 | |
R_HOME | Rホームディレクトリ | $R_HOME | PL/Rおよび分析ファンクションを使用する場合に設定します。 Symfoware Analytics Serverと連携可能なRのパスを指定してください。 |
PYTHONHOME | Pythonホームディレクトリ | $PYTHONHOME | Symfoware Analytics ServerのセットアップまたはPL/Pythonを使用する場合に設定します。 製品同梱のPythonを使用する場合は以下を指定してください。 $SYMAS_HOME/ext/Python-2.6.6 |
PATH | データベースサーバ実行環境パス | $SYMFO_HOME/bin | データベースサーバの実行環境パスを設定します。 |
R実行環境パス | $R_HOME/bin | PL/Rおよび分析ファンクションを使用する場合に設定します。 | |
Python実行環境パス | $PYTHONHOME/bin | Symfoware Analytics ServerのセットアップまたはPL/Pythonを使用する場合に設定します。 | |
LD_LIBRARY_PATH | データベースサーバライブラリパス | $SYMFO_HOME/lib | データベースサーバのライブラリパスを設定します。 |
Rライブラリサーチパス | $R_HOME/lib | PL/Rおよび分析ファンクションを使用する場合に設定します。 | |
Pythonライブラリサーチパス | $PYTHONHOME/lib | Symfoware Analytics ServerのセットアップまたはPL/Pythonを使用する場合に設定します。 | |
MANPATH | データベースサーバパス | $SYMFO_HOME/share/man | データベースサーバのmanパスを設定します。 |
環境変数の設定例を以下に示します。
例)
export SYMAS_HOME=/opt/FJSVsymas export SYMFO_HOME=/opt/symfoserver64 export R_HOME=/opt/FJSVsymas/ext/R-3.1.2/lib64/R export PYTHONHOME=/opt/FJSVsymas/ext/Python-2.6.6 export PATH=$SYMFO_HOME/bin:$R_HOME/bin:$PYTHONHOME/bin:$PATH export LD_LIBRARY_PATH=$SYMFO_HOME/lib:$R_HOME/lib:$PYTHONHOME/lib:$LD_LIBRARY_PATH export MANPATH=$SYMFO_HOME/share/man:$MANPATH
参照
データ蓄積機能およびInterstage Information Integratorを利用したデータ連携を使用する場合
以下を参照して、環境変数を設定してください。
機能名 | マニュアル名 | 参照先 |
---|---|---|
データ蓄積 | Interstage Information Storage 導入ガイド | “環境変数の設定”の“オールインワン構成の場合” |
Interstage Information Integratorを利用したデータ連携 | Interstage Information Integrator セットアップガイド | “環境変数の設定” |