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Systemwalker Desktop Patrol 導入ガイド
FUJITSU Software

3.1.2 「DS」資産を退避していなかった場合の復旧手順

DSのマシントラブルやOSトラブル等によって、DSが正常に動作しなくなった場合は、退避/復元の手順によりDS資産の復元を行ってください。

DS資産の退避を行っていなかった場合は、以下の手順でDSの復元を行ってください。

復旧が可能な環境条件

ここで説明する手順で復元できる環境には以下の条件があります。

  • IPアドレスとホスト名が、復元の前後で同じであること。

  • OS再インストールを行っている場合は、CSとの通信環境が整っていること。

復旧手順は以下のとおりです。

  1. DSをインストールします。

    DSを新規インストールします。

    DSが導入済みである場合は、アンインストールを行ってから、再度インストールを行ってください。

  2. 新規インストールした「Systemwalker Desktop Patrol DS」の存在確認を行います。

  3. メインメニューにログインし、[環境設定]をクリックします。

    →[環境設定]画面が表示されます。

  4. [CS/DSの設定と稼働状況]をクリックします。

    DSをインストールすると、サーバ一覧に表示されます。同じホスト名のサーバが表示されている場合は、前回導入したDSの情報が残っているためであり、稼働情報を確認し、稼働していないサーバを削除してください。

    削除する場合は以下のコマンドを実行してください。

    Desktop Patrol CSのインストールディレクトリ\FJSVsbtrs\bin\DSDelete.exe" -host <削除するホスト名>

  5. DS単位でのポリシー運用を行っている場合は、新規インストールしたDSへクライアントポリシーの設定を行います。

  6. 新規インストールしたDSの[CS/DS名]をクリックし、[DSの設定]を行います。

  7. ソフトウェア配信先サーバの設定を行います。

    メインメニューの[配信]-[ソフトウェアの配信]をクリックします。

    設定の詳細は、“Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編”を参照してください。