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Systemwalker Desktop Patrol 導入ガイド
FUJITSU Software

3.2 データベースの拡張

管理台数の増加などにより、データベースの容量を変更する場合は、Systemwalker標準データベースの拡張を行います。

なお、予期せぬトラブルに備え、Systemwalker標準データベースの拡張を行う場合には、安全のため実施前に必ずバックアップを行ってください。

必要となる空き容量の目安については、“Systemwalker Desktop Patrol 解説書”の“ハードウェア”を参照してください。

Systemwalker標準データベースの拡張は、以下の手順で行います。

  1. 運用環境の構築を行った際のWindowsログオンユーザーでログオンします。

  2. [スタート]-[プログラム]-[Systemwalker Desktop Patrol]-[運用環境保守ウィザード]、または[アプリ]-[Systemwalker Desktop Patrol]-[運用環境保守ウィザード]を選択します。

  3. 「運用環境保守ウィザードへようこそ」画面が表示されますので、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  4. 「処理の選択」画面が表示されますので、[実施する処理]と[退避データ格納先]を設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    項目名

    説明

    [実施する処理]

    実施する処理を選択します。ここでは、“運用環境の拡張”を選択してください。

    [退避データ格納先]

    退避データ格納先には、最大64文字のパス名が指定できます。半角空白、ひらがな、カタカナおよび漢字などの全角文字は指定できません。

  5. 「現在のデータベースの使用状況です。」画面が表示されますので、 [次へ]ボタンをクリックしてください。

  6. 「データベース情報の入力」画面が表示されます。[データベース格納先]および[データベース見積もり]を設定してください。

    項目名

    説明

    [データベース格納先]

    データベース格納先には、最大64文字のパス名が指定できます。半角空白、タブ、カンマ“,”、セミコロン“;”、単一引用符“'”、番号記号“#”、および全角文字は指定できません。

    データベース格納先に指定されたディレクトリ名が「DESKTOPPATROL_DBSP」と異なる場合は、指定されたディレクトリ配下に「DESKTOPPATROL_DBSP」ディレクトリが自動作成され、その配下にデータベースが格納されます。

    注意

    データベース格納先のドライブやフォルダは、圧縮や暗号の設定を行わないでください。

    すでにSystemwalker Centric Managerのデータベースが構築されている場合は、Systemwalker Centric Managerのデータベースとは異なる格納先を指定してください。

    [PC台数]

    該当するPC台数にチェックします。

    任意の台数を指定する場合は、100台から10万台の間で入力します。

    データベース容量の目安については、“Systemwalker Desktop Patrol 解説書”の“ハードウェア”を参照してください。

    注意

    [PC台数]は管理できるPC台数の目安です

    「PC台数」は、「Systemwalker Desktop Patrol」で管理できるPC台数の目安であり、場合によっては指定したPC台数よりも少なくなることがあります。この場合は、「運用環境の拡張」を行うことで、Systemwalker標準データベースの容量を拡張できます。

    [スマートデバイス台数]

    Systemwalker Desktop Patrolで管理するスマートデバイスの台数を設定します。

    0から100000までの数字が設定できます。

    [PC以外の管理台数]

    Systemwalker Desktop Patrolで管理する機器(什器)の台数を設定します。

    0から100000までの数字が設定できます。

  7. [EXE情報の収集]および[ソフトウェア稼働状況の収集または実行ファイルの制御]を行う場合は、[詳細設定]ボタンをクリックしてください。設定を行わない場合は、次の手順に進みます。

    収集する情報にチェックし、[OK}ボタンをクリックします。

  8. [次へ]ボタンをクリックすると、「設定内容の確認」画面が表示されますので、画面に表示されている内容に誤りがないか確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    「処理の実行」画面が表示され、データベースの拡張処理を開始します。

    なお、[運用環境の拡張]処理中にキャンセルにより中断した場合は、再度、「運用環境保守ウィザード」を実行することで、中断した[運用環境の構築]処理を再開できます。

  9. 処理が正常に完了すると、「処理完了」画面が表示されますので、[完了]ボタンをクリックしてください。