管理台数の増加などにより、データベースの容量を変更する場合は、Systemwalker標準データベースの拡張を行います。
なお、予期せぬトラブルに備え、Systemwalker標準データベースの拡張を行う場合には、安全のため実施前に必ずバックアップを行ってください。
必要となる空き容量の目安については、“Systemwalker Desktop Patrol 解説書”の“ハードウェア”を参照してください。
Systemwalker標準データベースの拡張は、以下の手順で行います。
運用環境の構築を行った際のWindowsログオンユーザーでログオンします。
[スタート]-[プログラム]-[Systemwalker Desktop Patrol]-[運用環境保守ウィザード]、または[アプリ]-[Systemwalker Desktop Patrol]-[運用環境保守ウィザード]を選択します。
「運用環境保守ウィザードへようこそ」画面が表示されますので、[次へ]ボタンをクリックしてください。
「処理の選択」画面が表示されますので、[実施する処理]と[退避データ格納先]を設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
項目名 | 説明 |
---|---|
[実施する処理] | 実施する処理を選択します。ここでは、“運用環境の拡張”を選択してください。 |
[退避データ格納先] | 退避データ格納先には、最大64文字のパス名が指定できます。半角空白、ひらがな、カタカナおよび漢字などの全角文字は指定できません。 |
「現在のデータベースの使用状況です。」画面が表示されますので、 [次へ]ボタンをクリックしてください。
「データベース情報の入力」画面が表示されます。[データベース格納先]および[データベース見積もり]を設定してください。
項目名 | 説明 |
---|---|
[データベース格納先] | データベース格納先には、最大64文字のパス名が指定できます。半角空白、タブ、カンマ“,”、セミコロン“;”、単一引用符“'”、番号記号“#”、および全角文字は指定できません。 データベース格納先に指定されたディレクトリ名が「DESKTOPPATROL_DBSP」と異なる場合は、指定されたディレクトリ配下に「DESKTOPPATROL_DBSP」ディレクトリが自動作成され、その配下にデータベースが格納されます。 注意 データベース格納先のドライブやフォルダは、圧縮や暗号の設定を行わないでください。 すでにSystemwalker Centric Managerのデータベースが構築されている場合は、Systemwalker Centric Managerのデータベースとは異なる格納先を指定してください。 |
[PC台数] | 該当するPC台数にチェックします。 任意の台数を指定する場合は、100台から10万台の間で入力します。 データベース容量の目安については、“Systemwalker Desktop Patrol 解説書”の“ハードウェア”を参照してください。 注意 [PC台数]は管理できるPC台数の目安です 「PC台数」は、「Systemwalker Desktop Patrol」で管理できるPC台数の目安であり、場合によっては指定したPC台数よりも少なくなることがあります。この場合は、「運用環境の拡張」を行うことで、Systemwalker標準データベースの容量を拡張できます。 |
[スマートデバイス台数] | Systemwalker Desktop Patrolで管理するスマートデバイスの台数を設定します。 0から100000までの数字が設定できます。 |
[PC以外の管理台数] | Systemwalker Desktop Patrolで管理する機器(什器)の台数を設定します。 0から100000までの数字が設定できます。 |
[EXE情報の収集]および[ソフトウェア稼働状況の収集または実行ファイルの制御]を行う場合は、[詳細設定]ボタンをクリックしてください。設定を行わない場合は、次の手順に進みます。
収集する情報にチェックし、[OK}ボタンをクリックします。
[次へ]ボタンをクリックすると、「設定内容の確認」画面が表示されますので、画面に表示されている内容に誤りがないか確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
「処理の実行」画面が表示され、データベースの拡張処理を開始します。
なお、[運用環境の拡張]処理中にキャンセルにより中断した場合は、再度、「運用環境保守ウィザード」を実行することで、中断した[運用環境の構築]処理を再開できます。
処理が正常に完了すると、「処理完了」画面が表示されますので、[完了]ボタンをクリックしてください。