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Interstage Business Application Server メッセージ集
FUJITSU Software

3.2.2 FSP_INTS-BAS_AP1001

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 1001: Routing analysis failed because a data inconsistency was found in the flow definition: flow definition name=s*, Correlation ID=t*, application=u*, description=v*
FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 1001: フロー定義情報内にデータ矛盾が検出され、ルーティング情報の解析に失敗しました: フロー定義名=s*, コリレーションID=t*, アプリケーション=u*, 詳細=v*

[可変情報]
s*:フロー定義名
t*:コリレーションID
u*:アプリケーション(フロー定義情報のアプリケーションの説明)
v*:エラー詳細メッセージ

[意味]
フロー定義情報内にデータ矛盾が検出され、ルーティング情報の解析に失敗しました。フロー定義情報が破壊されている可能性があります。
または、フロー定義DBの接続処理で異常が発生したため、ルーティング情報の解析が行えない可能性があります。

[システムの処理]
アプリケーション例外発生時の後処理に従い、アプリケーション例外の後処理を行います。ただし、アプリケーション例外発生時の後処理が破壊されている場合、もしくはフロー定義DBの接続処理で異常が発生した場合は、シリアライズファイルへメッセージは退避されます。シリアライズファイルの格納先は、後に出力されるメッセージの可変情報で確認してください。また、ルーティング情報が解析できなかったため、処理結果のメッセージの送信が行われない可能性があります。

[ユーザの対処]
アプリケーション例外発生時の後処理の結果を表すメッセージがシステムログ(syslog)に出力されます。“Interstage Business Application Server メッセージ集”で、そのメッセージの内容を確認してください。
また、以下のいずれかの対処を行ってください。

フロー定義情報が破壊されている場合

フロー定義情報が破壊されている場合は、フロー定義ツールよりフロー定義内容を見直し、再度フロー定義DBへ登録してください。その後、エラーが発生したメッセージは、apfwrecovmsgコマンドまたはapfwrecovfileコマンドで復旧してください。また、コマンドを実行するときに、-jオプションを指定して最新のフロー定義で業務を再開してください。それでもエラーが改善されない場合は、“第1章 技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
なお、コマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。