VMコンバーターで提供されるGUIにより、対象のL-Serverのエクスポートの開始、およびエクスポート処理(タスク)の進捗状況を取得できます。
スタートメニューより、VMコンバーターを起動すると、エクスポート、インポート、または処理状況の表示のボタンのあるホーム画面が表示されます。
図17.2 ホーム画面
移行元と移行先のクラウドを選択します。"- N/A -"は移行先クラウドを特定しない場合に選択します。
図17.3 クラウドの選択
移行元クラウドのアカウント情報を入力します。
図17.4 アカウント情報の入力
アカウントに対応するテナント中の仮想L-Server一覧が表示されるので、移行する仮想L-Serverを選択します。このとき選択できる L-Serverは1つだけです。
図17.5 仮想L-Serverの選択
選択した仮想L-Serverが動作するVMホスト情報を入力します。
図17.6 VMホスト情報の入力
エクスポートされたファイルを格納するフォルダを指定します。なお、このフォルダーには、エクスポートされたファイルとともに、仮想L-Serverのメタ情報ファイルも生成、格納されます。
図17.7 ファイルの格納先フォルダーの指定
確認画面が表示されるので、タスクを開始する場合には、<Launch>ボタンをクリックします。この後、1.のホーム画面に戻ります。
図17.8 確認画面
ホーム画面の<Task Status>ボタンをクリックすると、進捗状況画面が表示されます。表示内容は、60秒間隔で自動的に更新されます。
図17.9 進捗状況画面
タスクの進捗状況の表示機能で出力される項目と各項目の説明については、以下の表を参照してください。
GUIでの項目名 | CLIでの項目名 | 説明 |
---|---|---|
TID | TaskID | タスクID "TASK5桁の数値" |
Name | VMName | エクスポート対象の仮想L-Server名 |
Src. | SourceCloudType | 移行元クラウド名 "ROR" |
Dst. | DestinationCloudType | 移行先クラウド名 "N/A" |
Operation | 処理フェーズ "Export" | |
Status | タスクの状態 Initializing : 初期化中 Running : 実行中 Succeeded : 正常終了 Error : 異常終了 Aborted : 中止 | |
Progress | タスクの進捗割合(%表示) | |
Start Time | タスクの開始時間(yyyy/MM/dd HH:mm:ss) | |
End Time | タスクの終了時間(yyyy/MM/dd HH:mm:ss) 終了時までは表示なし | |
Message |
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