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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

17.10.3 VMコンバーターのGUIでの操作

VMコンバーターで提供されるGUIにより、対象のL-Serverのエクスポートの開始、およびエクスポート処理(タスク)の進捗状況を取得できます。

  1. スタートメニューより、VMコンバーターを起動すると、エクスポート、インポート、または処理状況の表示のボタンのあるホーム画面が表示されます。

    図17.2 ホーム画面

  2. 移行元と移行先のクラウドを選択します。"- N/A -"は移行先クラウドを特定しない場合に選択します。

    図17.3 クラウドの選択

  3. 移行元クラウドのアカウント情報を入力します。

    図17.4 アカウント情報の入力

  4. アカウントに対応するテナント中の仮想L-Server一覧が表示されるので、移行する仮想L-Serverを選択します。このとき選択できる L-Serverは1つだけです。

    図17.5 仮想L-Serverの選択

  5. 選択した仮想L-Serverが動作するVMホスト情報を入力します。

    図17.6 VMホスト情報の入力

  6. エクスポートされたファイルを格納するフォルダを指定します。なお、このフォルダーには、エクスポートされたファイルとともに、仮想L-Serverのメタ情報ファイルも生成、格納されます。

    図17.7 ファイルの格納先フォルダーの指定

  7. 確認画面が表示されるので、タスクを開始する場合には、<Launch>ボタンをクリックします。この後、1.のホーム画面に戻ります。

    図17.8 確認画面

  8. ホーム画面の<Task Status>ボタンをクリックすると、進捗状況画面が表示されます。表示内容は、60秒間隔で自動的に更新されます。

    図17.9 進捗状況画面


タスクの進捗状況の表示機能で出力される項目と各項目の説明については、以下の表を参照してください。

表17.16 タスクの進捗状況の表示機能で出力される項目と説明

GUIでの項目名

CLIでの項目名

説明

TID

TaskID

タスクID "TASK5桁の数値"

Name

VMName

エクスポート対象の仮想L-Server名

Src.

SourceCloudType

移行元クラウド名 "ROR"

Dst.

DestinationCloudType

移行先クラウド名 "N/A"

Operation

処理フェーズ "Export"

Status

タスクの状態

Initializing : 初期化中

Running : 実行中

Succeeded : 正常終了

Error : 異常終了

Aborted : 中止

Progress

タスクの進捗割合(%表示)

Start Time

タスクの開始時間(yyyy/MM/dd HH:mm:ss)

End Time

タスクの終了時間(yyyy/MM/dd HH:mm:ss) 終了時までは表示なし

Message

  • Statusが Initializing, Running, Succeededの場合

    エクスポートされた、または処理中のファイルの格納フォルダー名

  • Statusが Error, Abortedの場合

    エクスポート処理のエラーメッセージ