ここでは、VMware Horizon Viewを利用する場合のL-Platformの解約について説明します。
以下の手順で、L-Platformを解約します。
RORコンソールから[L-Platform]タブを開き、L-Platform管理画面を表示します。
L-Platform管理画面の操作メニューから[管理]を選択します。
[L-Platform管理]ページから、解約対象のL-Platformを選択し、[詳細]ボタンをクリックします。
削除対象のサーバが起動している場合は、[OFF]ボタンをクリックし、電源を停止します。
[L-Platform詳細]ページで、[解約]ボタンをクリックします。
[L-Platformの確認]ページで、解約するL-Platformに誤りがないか確認してから[次へ]ボタンをクリックします。
[解約許諾]ページで、[解約する]チェックボックスをチェックしてから[解約]ボタンをクリックします。
L-Platformの解約が完了すると、[完了]ページが表示されます。
詳しい操作方法については、「操作ガイド テナント利用者編 CE」の「5.3.14 L-Platformの解約」または「操作ガイド テナント管理者編 CE」の「8.3.16 L-Platformの解約」を参照してください。
注意
通常、VDI管理製品は、管理下のVMゲストに対する VDI管理製品以外からの電源操作を想定していません。
このため、事前に停止した VMゲストであっても、VDI管理製品により起動される場合があります。
詳細は VDI管理製品のマニュアルを参照してください。
L-Platformの解約は、削除対象の L-Platformに含まれる仮想L-Serverの電源がVDI管理製品によって ONとなっていた場合に、以下のメッセージで失敗する場合があります。
VSYS30001 Failed to delete L-Platform. [L-Platform ID:{0}][L-Platform Name:{1}][Detail:{2}] パラメーター {0}: L-Platform ID {1}: L-Platform名 {2}: ROR(67391 deleting VM guest failed. detail=(メッセージ,vmerrno=104,ip=IPアドレス)) |
この場合、[L-Platform]タブからは L-Platformが削除されますが、[リソース] タブのオーケストレーションツリーからは、L-Platform、および仮想L-Server が削除されません。以下の手順により削除してください。
仮想L-Serverの電源を停止します。
本製品の [L-Platform]タブのイベントログで、削除に失敗した L-Platform の L-Platform IDを取得します。
本製品の [リソース]タブのオーケストレーションツリーで、基本情報の "ラベル"が当該 L-Platform IDであるL-Platform に含まれる仮想L-Serverを特定します。
手順b.で特定した仮想L-Serverの[リソース詳細]タブの "割当リソース情報"から、その仮想L-Serverに関連する仮想マシンのゲスト名を取得します。
本製品の [リソース]タブのサーバツリーで、手順c.で確認したゲスト名から仮想マシンを特定します。
手順d.の仮想マシンの電源を OFFにします。
または、手順a.のイベントログには削除に失敗した仮想マシンのゲスト名が表示されていますので、vCenter Server、または vSphere Clientから電源を OFFにすることも可能です。
L-Platformを削除します。
cfmg_deletelplatformコマンドを使用して、L-Platform、および仮想L-Server を削除してください。
L-Platform IDは、上述のメッセージから取得してください。
cfmg_deletelplatform コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「10.1 cfmg_deletelplatform (L-Platformの削除)」を参照してください。
ポイント
Active Directoryドメイン参加機能を使用して、VDI用仮想L-Server作成時にActive Directoryドメインへ参加している場合、RORコンソールから対象の仮想L-Serverを削除しても、Active Directoryドメイン上のコンピューターアカウントは削除されません。
対象のコンピューターアカウントが不要な場合、[Active Directory ユーザーとコンピューター]から対象のコンピューターアカウントを削除してください。