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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

E.2.1 メール送信設定のカスタマイズ

メール送信設定のカスタマイズ手順を説明します。必ずメールの送信設定をしてください。
必要に応じて、しきい値の変更および監視対象プールをカスタマイズしてください。

参考

ダッシュボードの導入直後は、メールを送信しない設定になっています。アラート情報をメールで通知するため、必ずメールを送信する設定にしてください。また、メールを使用するためには、メールサーバの設定が必要です。メールサーバの設定については、「18.1.7 ダッシュボードから送信されるメールの設定」を参照してください。

  1. ダッシュボード開発環境の[定義]ビューの定義ツリーの[アラート]を展開します。

  2. 表示されるアラート定義一覧から、[Sample Alert (Use rate)]を右クリックして、[定義を複製]を選択します。

  3. 複製された[Copy_Sample Alert (Use rate)]をダブルクリックして、定義を開きます。

  4. アラートルール名を、[Copy_Sample Alert (Use rate)]から、適切な名前に変更します。

  5. アラートルール名の下の[有効]チェックボックスをONにします。

  6. 必要に応じて使用率のしきい値をカスタマイズします。使用率のしきい値をカスタマイズについては、「E.2.2 しきい値のカスタマイズ」を参照してください。

  7. 必要に応じて監視対象プールをカスタマイズします。監視対象プールのカスタマイズについては、「E.2.3 監視対象プールのカスタマイズ」を参照してください。

  8. エディタビューの右上にある[アクション]内の[Copy_E-mail]を選択します。

  9. [メールアドレス]に、アラートメールの送信先メールアドレスを指定します。デフォルトで指定されているメールアドレス"admin@localhost"は削除してください。
    アラートメールはBCC(Blind Carbon Copy)で送信されるため、メールの受信者には送信先メールアドレスは通知されません。また、メールサーバの設定によりメールの受信者(toアドレス)には"undisclosed-recipients:;"と表示される場合があります。
    以下の項目は、必要に応じて修正します。

    • [アクション名]:[Copy_E-mail]から適切な名前に変更します。

    • [件名]:デフォルトは"${EVENT.VALUE,Pool} exceeded threshold"です。
      例)/VMHostPool exceeded threshold.

    • [本文]:デフォルトは以下のとおりです。

      • アラート名:${ALERT.NAME}

      • アラート発生日時:${ALERT.OCCURRENCETIME}

      • プール名:${EVENT.VALUE,Pool}

      • リソースタイプ:${EVENT.VALUE,RscTYPE}

      • 使用率:${EVENT.VALUE,Availability}%

    件名および本文では、以下のアラートのパラメーターが使用できます。

    変数

    意味

    ${ALERT.NAME}

    アラートルール名

    Alert(Use rate) CPU

    ${ALERT.OCCURRENCETIME}

    アラートが発生した日

    October 14, 2011 13:05:45

    ${EVENT.VALUE,Pool}

    しきい値を超えたグローバルプール名

    /VMHostPool

    ${EVENT.VALUE,RscTYPE}

    リソースタイプ

    CPU

    ${EVENT.VALUE,Availability}

    使用率

    35.5%

  10. [保管]アイコンをクリックします。

  11. [定義]ビューのツールバーから[サーバへアップロード]アイコンをクリックします。

  12. [アップロードと同時に定義を反映する]にはチェックを付けずに[OK]ボタンをクリックします。

  13. [閉じる]をクリックします。

  14. Analyticsサーバを再起動します。詳細は「E.6.4 Analyticsサーバの再起動」を参照してください。

    • 初期パスワードは、必ず変更してください。パスワードは、Interstage Business Process Manager Analyticsの運用管理コンソールを使って変更します。詳細は「E.6.2 管理者パスワードの変更」を参照してください。

    • 運用管理コンソールでは、パスワード設定および上述のInterstage Business Process Manager Analyticsサーバの再起動以外の操作はしないでください。