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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

C.7.10 OVM for SPARCのゲストドメイン上に構築したSolarisゾーンの管理

本製品では、OVM for SPARCのゲストドメイン上に構築したSolarisゾーン環境も管理することができます。

OVM for SPARCのゲストドメイン上に構築したSolarisゾーン環境を管理する場合、Solarisゾーン環境を構築したゲストドメインをVMホストとして登録する必要があります。

本製品への導入手順は以下の通りです。

  1. OVM for SPARCの制御ドメインに対するソフトウェアのインストール

    OVM for SPARCの制御ドメインに対して、ソフトウェアおよび本製品のエージェントをインストールします。
    以下を参照してください。

  2. OVM for SPARCのサーバ登録

    OVM for SPARCのサーバを登録します。
    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.9 SPARC M10/SPARC Enterpriseを利用する場合」を参照してください。

  3. OVM for SPARCのゲストドメイン上の大域ゾーンの構築

    Oracle社のドキュメントを参照して構築してください。

  4. OVM for SPARCのゲストドメインに対するソフトウェアのインストール

    OVM for SPARCのゲストドメインに対して、ソフトウェアおよび本製品のエージェントをインストールします。
    以下を参照してください。

  5. ゲストドメインのリソースの登録

    ゲストドメインをVMホストとして登録すると、ゲストドメイン上に作成した非大域ゾーンがVMゲストとして表示されます。
    ゲストドメインのOSが起動していることを確認したあと、VMホストとして登録します。
    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.9.3 Oracle VM for SPARCのゲストドメインのVMホスト登録」を参照してください。

  6. リソースのリソースプールへの登録

    OVM for SPARCのゲストドメインをVMプールに登録します。
    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.1 VMホストリソース」を参照してください。

  7. ネットワークリソースの登録

    ネットワークリソースを登録します。
    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.3 ネットワークリソース」を参照してください。

  8. ストレージリソースの登録

    ストレージリソースを登録します。
    非大域ゾーンのマイグレーションを行う場合に必要です。
    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「14.5 ストレージリソース」を参照してください。

  9. L-Serverへの関連付け

    OVM for SPARCのゲストドメイン上の非大域ゾーンとL-Serverの関連付けを行うことで、構築済みのOVM for SPARCのゲストドメイン上の非大域ゾーンを仮想L-Serverとして管理し、L-Platformへ取り込めます。
    詳細は、「運用ガイド CE」の「7.2.3 L-Platformへの取り込み」を参照してください。

OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録する場合、本製品での操作において注意点があります。
詳細は、「C.8.8 OVM for SPARC利用時の注意点」を参照してください。