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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.2 導入ガイド
FUJITSU Software

B.1.4 ダイナミックLUNミラーリングにおけるミラーリング定義ファイルの作成

ダイナミックLUNミラーリングを利用する場合、ミラーリング定義ファイルを作成して、複製したボリュームを作成するETERNUSストレージを設定してください。

定義ファイルの格納先

【Windowsマネージャー】

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

【Linuxマネージャー】

/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data

定義ファイル名

storage_mirroring.rcxprop

定義ファイルの形式

1行に1つの仮想ストレージの情報を以下の形式で行頭から記述します。改行して記述はできません。

local_storage_ipaddr,virtual_storage_type,local_storage_number,remote_storege_boxid,remote_storage_number,copy_group

定義ファイルの指定項目
local_storage_ipaddr

ディスクリソースを自動作成するローカルサイトのETENUSストレージのIPアドレスを指定してください。

virtual_storage_type

仮想ストレージの種別を指定します。

RAIDグループの場合は、"RAID"を指定してください。

TPPの場合は、"TPP"を指定してください。

local_storage_number

ローカルサイトのETERNUSストレージでディスクリソースを切出すRAIDグループ又はTPPの番号を指定してください。
番号は、先頭に0xを付加した4桁の16進数で指定してください。

remote_storege_boxid

複製したボリュームを作成するリモート側のETERNUSストレージのBOX-IDを指定してください。

BOX-IDは、ETERNUSのWeb GUIの"アドバンスト・コピー経路状態表示"で確認してください。

remote_storage_number

リモートサイトのETERNUSストレージで複製したボリュームを作成するRAIDグループ又はTPPの番号を指定してください。
番号は、先頭に0xを付加した4桁の16進数で指定してください。

copy_group

筐体間コピーを設定する際に作成するコピーグループの名前を指定してください。

定義ファイルの例を以下に示します。

192.168.1.24,RAID,0x0011,00ETERNUSDXLS2ET092DD#####LN4521132A09##,0x0022,group1
192.168.1.24,TPP,0x0033,00ETERNUSDXLS2ET092DD#####LN4521132A09##,0x0044,group2