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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

9.2.4 プロセスモードについて

業務処理実行アプリケーションが、スレッドセーフで設計されていない場合や、スレッドアンセーフなシステムコールや他製品を利用している場合には、スレッドを使用することができません。この場合は、非同期ワークユニットのプロセスモードを使用します。プロセスモードでは、スレッドは起動されず、メインスレッドで業務処理実行アプリケーションが呼び出されます。
このとき、アプリケーションのライブラリモジュールにスレッドライブラリをリンクしないように注意してください。また、プロセスモードでは、業務処理実行アプリケーションの同時に処理できるリクエストの数はプロセス数と同じになります。
プロセスモードを使用する場合は、ワークユニット定義の「Process Mode」ステートメントに“YES”を設定します。