業務処理実行アプリケーションの実行多重度は、プロセス数と1プロセスあたりのスレッド数で決定します。
スレッド数とプロセス数の設定を行うと、業務処理実行アプリケーションが同時に処理できるリクエストの数は「プロセス数×1プロセスあたりのスレッド数」となります。同時に処理できるリクエスト数を超えた場合は、キューイングされます。
同時処理数を決定するにあたって、プロセス数を増やすか、1プロセスあたりのスレッド数を増やすかは、業務処理実行アプリケーションの内容や、利用可能なハードウェアリソースによって決定します。
スレッド数とプロセス数を増加する場合の特徴を以下に説明します。
実行多重度項目 | 特徴 |
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スレッド数 | 多重性能を向上させたいが、メモリなどのリソース消費を抑えたい場合に設定します。ただし、同一スレッド内の処理が異常終了した場合、同一プロセス内で動作中の他のスレッドの要求に対する処理も異常となります。 |
プロセス数 | メモリなどのリソースはプロセスが増えるごとに増加しますが、プロセスを分けることで他のプロセス上で動作するアプリケーションが異常終了した場合でも影響を受けることがありません。 |
上記の特徴を考慮し、スレッド数とプロセス数の設定を行ってください。