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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

8.4.1 エラーメッセージの削除

エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージを削除する方法について以下に説明します。

エラーメッセージはコマンドによって削除します。
コマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

注意

apfwdelmsgコマンドでエラーメッセージを削除した場合は、削除したエラーメッセージは復元できなくなります。リカバリする必要があるエラーメッセージは、削除しないでください。

■エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージすべてを削除する方法

以下に、エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージすべてを削除する方法について説明します。

  1. apfwlistmsgコマンドで、エラーメッセージ退避キューに滞留しているエラーメッセージを確認します。その際、フィルタ条件である-nオプションおよび-iオプションを指定しないで、-eオプションを指定すると、すべてのエラーメッセージの一覧が表示されます。
    以下に、apfwlistmsgコマンドの使用例を示します。

    apfwlistmsg -c APFWQCF -q エラーメッセージ退避キューのDestination名 -e
  2. apfwdelmsgコマンドで、エラーメッセージ退避キューに滞留しているエラーメッセージを削除します。その際、フィルタ条件である-nオプションおよび-iオプションを指定しないで、-eオプションを指定すると、すべてのエラーメッセージを削除できます。
    以下に、apfwdelmsgコマンドの使用例を示します。

    apfwdelmsg -c APFWQCF -q エラーメッセージ退避キューのDestination名 -e
  3. 再度、apfwlistmsgコマンドで、エラーメッセージ退避キューに滞留しているエラーメッセージがすべて削除されていることを確認します。その際、フィルタ条件である-nオプションおよび-iオプションを指定しないで、-eオプションを指定すると、すべてのエラーメッセージの一覧が表示されます。
    以下に、apfwlistmsgコマンドの使用例を示します。

    apfwlistmsg -c APFWQCF -q エラーメッセージ退避キューのDestination名 -e

注意

削除するエラーメッセージを、フィルタ条件によって絞り込む場合について、以下に説明します。

■エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージをフロー定義名指定で削除する方法

以下に、エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージの中で、特定のフロー定義名をもつエラーメッセージを削除する方法について説明します。

  1. apfwlistmsgコマンドで、エラーメッセージ退避キューに滞留しているエラーメッセージを確認します。その際、フィルタ条件である-nオプションを指定し、また-eオプションを指定すると、-nオプションで指定したフロー定義名をもつエラーメッセージの一覧が表示されます。
    以下に、apfwlistmsgコマンドの使用例を示します。

    apfwlistmsg -c APFWQCF -q エラーメッセージ退避キューのDestination名 -n フロー定義名 -e
  2. apfwdelmsgコマンドで、エラーメッセージ退避キューに滞留しているエラーメッセージを削除します。その際、フィルタ条件である-nオプションを指定し、また-eオプションを指定すると、-nオプションで指定したフロー定義名をもつエラーメッセージを削除できます。
    以下に、apfwdelmsgコマンドの使用例を示します。

    apfwdelmsg -c APFWQCF -q エラーメッセージ退避キューのDestination名 -n フロー定義名 -e
  3. 再度、apfwlistmsgコマンドで、対象のエラーメッセージが削除されていることを確認します。その際、フィルタ条件である-nオプションを指定し、また-eオプションを指定すると、-nオプションで指定したフロー定義名をもつエラーメッセージが残っている場合に一覧が表示されます。
    以下に、apfwlistmsgコマンドの使用例を示します。

    apfwlistmsg -c APFWQCF -q エラーメッセージ退避キューのDestination名 -n フロー定義名 -e

注意

対象のエラーメッセージをすべて削除する場合、またはフィルタ条件によってさらに絞り込む場合について、以下に説明します。

■エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージをフロー定義名およびコリレーションID指定で削除する方法

以下に、エラーメッセージ退避キューに滞留したエラーメッセージの中で、特定のフロー定義名および特定のコリレーションIDをもつエラーメッセージを削除する方法について説明します。

  1. apfwlistmsgコマンドで、エラーメッセージ退避キューに滞留しているエラーメッセージを確認します。その際、フィルタ条件である-nオプションおよび-iオプションを指定し、また-eオプションを指定すると、-nオプションで指定したフロー定義名および-iオプションで指定したコリレーションIDをもつエラーメッセージの一覧が表示されます。
    以下に、apfwlistmsgコマンドの使用例を示します。

    apfwlistmsg -c APFWQCF -q エラーメッセージ退避キューのDestination名 -n フロー定義名 -i コリレーションID -e
  2. apfwdelmsgコマンドで、エラーメッセージ退避キューに滞留しているエラーメッセージを削除します。その際、フィルタ条件である-nオプションおよび-iオプションを指定し、また-eオプションを指定すると、-nオプションで指定したフロー定義名および-iオプションで指定したコリレーションIDをもつエラーメッセージを削除できます。
    以下に、apfwdelmsgコマンドの使用例を示します。

    apfwdelmsg -c APFWQCF -q エラーメッセージ退避キューのDestination名 -n フロー定義名 -i コリレーションID -e
  3. 再度、apfwlistmsgコマンドで、対象のエラーメッセージが削除されていることを確認します。その際、フィルタ条件である-nオプションおよび-iオプションを指定し、また-eオプションを指定すると、-nオプションで指定したフロー定義名および-iオプションで指定したコリレーションIDをもつエラーメッセージが残っている場合に一覧が表示されます。
    以下に、apfwlistmsgコマンドの使用例を示します。

    apfwlistmsg -c APFWQCF -q エラーメッセージ退避キューのDestination名 -n フロー定義名 -i コリレーションID -e

注意

対象のエラーメッセージをすべて削除する場合、または指定したフロー定義名をもつエラーメッセージすべてを削除する場合について、以下に説明します。