本章では、業務を一時停止するためのイベントチャネルの閉塞方法、および業務の一時停止状態を解除するためのイベントチャネルの閉塞解除方法を説明します。
注意
イベントチャネルの閉塞・閉塞解除をするためには、イベントチャネルが閉塞機能を利用するように設定されている必要があります。閉塞機能利用のための設定は、Interstage管理コンソールまたはコマンドで行うことができます。どちらで設定した場合も、イベントチャネルを再起動することで設定が有効となります。
Interstage管理コンソールで設定する場合
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [構成情報]タブ画面の、[イベントチャネル共通動作環境] > [閉塞運用モード]で、“運用操作による閉塞運用を有効にし、自動閉塞運用を無効とする”または“運用操作および自動閉塞運用を有効とする”を選択します。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
コマンドで設定する場合
essetcnfコマンドの-sオプション指定で設定を変更します。閉塞機能を利用するには、-blockadeオプションで1または2を指定します。
以下に、essetcnfコマンドの実行例を示します。essetcnfコマンドの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
essetcnf -s -blockade 1 -threshold 0 -safety 0 |