COBOLの場合、業務処理実行アプリケーションは、非同期ワークユニットに配備したアプリケーションとして動作します。したがって、業務処理実行アプリケーションは、非同期ワークユニットを起動することで実行します。
複数の業務処理実行アプリケーションを使用する場合は、アプリケーション連携実行基盤が使用するすべての業務処理実行アプリケーションに対応する非同期ワークユニットを起動してください。
非同期ワークユニットは以下の方法で実施してください。
isstartwuコマンドを使用して非同期ワークユニットを起動する
■isstartwuコマンドを使用して非同期ワークユニットを起動する
isstartwuコマンドを、管理者権限またはInterstage運用者権限を有するユーザで実行し、非同期ワークユニットを起動します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
コマンドのオプションおよび | 設定内容 |
---|---|
<ワークユニット名> | 起動する非同期ワークユニットのワークユニット名を指定します。 |
isstartwuコマンドの実行例を以下に示します。
isstartwu WU001 |
Javaの場合、業務処理実行アプリケーションは、IJServerに配備したMessage-driven Beanとして動作します。したがって、業務処理実行アプリケーションは、IJServerを起動することで実行します。
複数の業務処理実行アプリケーションを使用する場合は、アプリケーション連携実行基盤が使用するすべての業務処理実行アプリケーションに対応するIJServerを起動してください。
IJServerの起動は以下のどちらかの方法で実施してください。
isstartwuコマンドを使用してIJServerを起動する
Interstage管理コンソールを使用してIJServerを起動する
Interstageの起動に合わせてIJServerを自動的に起動する
注意
IJServerは、管理者権限を持つユーザまたはInterstage運用者で起動する必要があります。
■isstartwuコマンドを使用してIJServerを起動する
isstartwuコマンドを、管理者権限またはInterstage運用者権限を有するユーザで実行し、IJServerを起動します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
コマンドのオプションおよび | 設定内容 |
---|---|
<IJServer名> | 起動するIJServerのIJServer名を指定します。 |
isstartwuコマンドの実行例を以下に示します。
isstartwu WU001 |
■Interstage管理コンソールを使用してIJServerを起動する
Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [状態]タブ画面で起動するワークユニットを選択し、[起動]ボタンを押します。
■Interstageの起動に合わせてIJServerを自動的に起動する
Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定]タブ画面のワークユニット設定で、“ワークユニット自動起動”に「自動起動する」を指定することで、Interstageの起動時に自動的に起動します。