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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

7.1.4 業務処理実行アプリケーションの起動

7.1.4.1 COBOLの場合

COBOLの場合、業務処理実行アプリケーションは、非同期ワークユニットに配備したアプリケーションとして動作します。したがって、業務処理実行アプリケーションは、非同期ワークユニットを起動することで実行します。

複数の業務処理実行アプリケーションを使用する場合は、アプリケーション連携実行基盤が使用するすべての業務処理実行アプリケーションに対応する非同期ワークユニットを起動してください。

非同期ワークユニットは以下の方法で実施してください。

isstartwuコマンドを使用して非同期ワークユニットを起動する

isstartwuコマンドを、管理者権限またはInterstage運用者権限を有するユーザで実行し、非同期ワークユニットを起動します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

コマンドのオプションおよび
パラメタ

設定内容

<ワークユニット名>

起動する非同期ワークユニットのワークユニット名を指定します。

isstartwuコマンドの実行例を以下に示します。

isstartwu WU001

7.1.4.2 Javaの場合

Javaの場合、業務処理実行アプリケーションは、IJServerに配備したMessage-driven Beanとして動作します。したがって、業務処理実行アプリケーションは、IJServerを起動することで実行します。

複数の業務処理実行アプリケーションを使用する場合は、アプリケーション連携実行基盤が使用するすべての業務処理実行アプリケーションに対応するIJServerを起動してください。

IJServerの起動は以下のどちらかの方法で実施してください。

注意

IJServerは、管理者権限を持つユーザまたはInterstage運用者で起動する必要があります。

isstartwuコマンドを使用してIJServerを起動する

isstartwuコマンドを、管理者権限またはInterstage運用者権限を有するユーザで実行し、IJServerを起動します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

コマンドのオプションおよび
パラメタ

設定内容

<IJServer名>

起動するIJServerのIJServer名を指定します。

isstartwuコマンドの実行例を以下に示します。

isstartwu WU001

Interstage管理コンソールを使用してIJServerを起動する

Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [状態]タブ画面で起動するワークユニットを選択し、[起動]ボタンを押します。

Interstageの起動に合わせてIJServerを自動的に起動する

Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > “ワークユニット名” > [環境設定]タブ画面のワークユニット設定で、“ワークユニット自動起動”に「自動起動する」を指定することで、Interstageの起動時に自動的に起動します。