イベントチャネルは、esstartchnlコマンドまたはInterstage管理コンソールを使用して起動します。複数のイベントチャネルを使用する場合は、アプリケーション連携実行基盤が使用するイベントチャネルを起動してください。
イベントチャネルの起動方法を以下に示します。
■esstartchnlコマンドを使用したイベントチャネルの起動
esstartchnlコマンドを、管理者権限を有するユーザで実行し、イベントチャネルを起動します。コマンドのオプションおよびパラメタを以下に示します。コマンドのオプションおよびパラメタの詳細については、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
コマンドのオプションおよび | 設定内容 |
---|---|
-g | 起動するイベントチャネルのグループ名を指定します。 |
-r mode | データベース連携サービスでリカバリ処理に失敗した(エラーメッセージes11017)場合、強制的にチャネルの起動を成功させる場合に指定します。 r:未解決トランザクションを強制的にロールバックします。 c:未解決トランザクションを強制的にコミットします。 |
esstartchnlコマンドの実行例を以下に示します。
esstartchnl -g mcgrp01 |
注意
メッセージの不揮発化にメッセージ格納DBを使用する場合、データベースシステムの環境変数を設定する必要があります。設定内容の詳細については、“Interstage Business Application Server セットアップガイド“の“アプリケーションサーバの環境設定"の"環境作成前処理”を参照してください。
■Interstage管理コンソールを使用したイベントチャネルの起動
Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [リソース] > [JMS] > [イベントチャネル] > [状態]タブ画面で、起動するイベントチャネルを含むチャネルグループを選択し、[起動]ボタンを押します。
注意
Interstage管理コンソールでは、必ず上記の画面から操作を行ってください。[Interstage Application Server] > [システム] > [サービス] > [イベントサービス] > [イベントチャネル] > [状態]タブ画面では、データベース連携用のイベントチャネルが参照できません。