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Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

5.5 アンロード・ロード(Symfowareの場合)

本手順は、非同期アプリケーション連携実行基盤を使用する場合に実施してください。
本節では、アプリケーション連携実行基盤のデータベース環境資源のアンロードおよびロード方法について説明します。同梱のSymfoware/RDBを利用する場合は、バックアップ・リストアの代わりに本節で説明するアンロード・ロード方法を利用します。製品版Symfowareを利用する場合でも本節で説明するアンロード・ロードを行うことはできますが、メッセージとDBの整合性保証機能を使用する場合はバックアップ・リストアを行ってください。
データベース環境のアンロードおよびロードは、以下の場合などに利用できます。

以下に、アプリケーション連携実行基盤のデータベース環境資源を示します。また、RDBディクショナリおよびJDBCデータソース定義についても同じタイミングでアンロード・ロードを行います。

[データベース環境資源]

データベース

表のDSI

フロー定義DB

DSI_FLOW_APFW_EMPLOYTBL
DSI_FLOW_APFW_FLOWINFOTBL
DSI_FLOW_APFW_FLOWTBL
DSI_FLOW_APFW_SCREENTBL
DSI_FLOW_APFW_USERLIST

メッセージトラッキングDB

DSI_TRACK_APFW_TRACK_TABLE
DSI_TRACK_APFW_USERLIST

ここでは、アンロード・ロードの資源格納用ディレクトリを以下のディレクトリとして説明しています。

/UNLOAD

X:\Backup

また、例ではフロー定義DBおよびメッセージトラッキングDBが存在するデータベースサーバ環境のアンロード・ロードを説明しています。実行環境に合わせて資源のアンロード・ロードを行ってください。

注意

アンロード・ロードする前に、以下のことを確認してください。

  • ユーザ業務が停止している状態で行ってください。

  • アンロード・ロードのコマンドを実行するには、事前に環境変数の設定が必要です。環境変数の設定については、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“環境変数の設定”を参照してください。なお、RDBコマンドの詳細については、同梱のSymfoware/RDBを利用する場合は“Interstage Business Application Server リファレンス” 、製品版Symfowareを利用する場合は“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

  • アンロード・ロードを行うには対象資源へのアクセス権限が必要です。同梱のSymfoware/RDBを利用する場合はスーパユーザで実行してください。製品版Symfowareを利用する場合は対象資源へのアクセス権限があるユーザで実行してください。