ページの先頭行へ戻る
Interstage Business Application Server 運用ガイド(アプリケーション連携実行基盤編)
FUJITSU Software

2.1.1 データベースの起動

Symfowareにおけるデータベースの起動の流れを以下に示します。

2.1.1.1 RDBシステムの起動

Symfoware/RDBを起動します。デフォルトのRDBシステムを起動するコマンドの実行例を以下に示します。

rdbstart

Symfoware/RDBの起動方法は、以下の3つがあります。

これによりSymfoware/RDBは停止状態から運用中状態になります。

システムの起動時にサービスを起動する

Symfoware/RDBのインストールで“自動”起動に設定します。これにより、Windows Serverのシステムの起動時に、Symfoware/RDBのサービスが起動されるようになります。

参照

詳細は、“Symfoware Server セットアップガイド EE/SE用”を参照してください。

アイコンから起動する

Symfoware/RDBが未起動の状態で、Symfoware/RDBの起動・停止用のアイコンをクリックすることで、Symfoware/RDBを起動できます。

rdbstartコマンドで起動する

Symfoware/RDBが未起動の状態で、コマンドプロンプトからrdbstartコマンドを実行することで、Symfoware/RDBを起動できます。

参照

rdbstartコマンドの指定方法の詳細については、“Symfoware Server コマンドリファレンス EE/SE用”を参照してください。

Symfoware/RDBを起動する例を以下に示します。

> rdbstart

同一のSymfoware/RDBシステムを2回起動した場合は、以下のメッセージを出力してrdbstartコマンドが異常終了します。

qdg02812u   RDBIIシステムが運用中または起動/停止途中です

2.1.1.2 Symfowareのネーミングサービスの起動

データベースサーバでSymfowareのネーミングサービスを使用する場合は、JDBCドライバの実行環境の設定を行い、Symfowareのネーミングサービスの起動コマンドを実行します。

Symfowareのネーミングサービスの詳細は、“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“SymfowareのJDBC環境の設定”を参照してください。

Symfowareのネーミングサービスを起動するコマンドの実行例を以下に示します。

java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService  &

ネーミングサービスは、アプリケーションを実行している間サービスとして運用を続ける必要があります。コマンドの最後に“&”を付けて、マシンの起動と同時にバックグラウンドで実行するように設定することを推奨します。

Symfoware JDBC Naming Serviceは、パソコン起動時に自動的に起動します。

手動で起動する場合、以下の手順で行ってください。

  1. [コントロールパネル]の[管理ツール]にある、[サービス]をダブルクリックします。

  2. Symfoware JDBC Naming Serviceを選択し、[開始]ボタンをクリックします。