名前
isbizbackup - 業務ユニットのバックアップ
形式
isbizbackup bizname output_dir
機能説明
指定された業務ユニットをtar形式でバックアップします。
バックアップデータは、指定したディレクトリに以下の名前で出力されます。なお、<日時>には、本コマンドを実行した日時が「YYYYMMDDhhmmss」の形式で出力されます。「YYYYMMDDhhmmss」は、年4桁・月2桁・日2桁・時間2桁・分2桁・秒2桁の形式です。
<output_dir>/default_<bizname>_<日時>.tarが既存の場合は処理を中止します。
<output_dir>/default_<bizname>_<日時>.tar
バックアップを開始する前に業務ユニットを停止したことを確認するプロンプトを表示します。
has <業務ユニット名> been stopped? (y/n)>
プロンプトに対して、y、Y、Yesなどの肯定を示す文字が入力された場合は処理を継続し、それ以外が入力された場合は、0以外の戻り値で処理を中止します。業務ユニットを停止していない場合は処理を中止し、業務ユニットを停止してから本コマンドを再度実行してください。
業務ユニットの停止方法については「12.1 業務ユニットの起動・停止」を参照してください。
オペランド
オぺランド名 | 説明 |
---|---|
bizname | バックアップする業務ユニット名を指定します。 |
output_dir | バックアップデータを出力するディレクトリのパス名を指定します。既存のディレクトリのパス名を指定してください。 指定できるパス名は、バックアップデータが格納されるファイルのファイル名を加えて、長さが255Byte以下のパス名です。相対パス名を指定した場合は、絶対パス名に変換後の長さが255Byte以下のパス名を指定できます。 |
戻り値
0: 正常終了
0以外: 異常終了
注意事項
初期設定が完了していない業務ユニットは、バックアップすることができません。初期設定が完了していない業務ユニットを指定して本コマンドを実行した場合は、メッセージ番号「iscopt33019」のメッセージが出力されます。
バックアップデータの出力先は、インフラ管理者から提示されている運用で定められた場所を指定してください。
使用例
業務ユニット「biz1」を「/backup」にバックアップします。
#/opt/FJSViscopt/bin/isbizbackup biz1 /backup has biz1 been stopped? (y/n)>y isbizbackup: INFO: iscopt33097: backup to /backup/default_biz1_20150708215921.tar. isbizbackup: INFO: iscopt33097: backup ejbBiz. isbizbackup: INFO: iscopt33097: backup unit files isbizbackup: INFO: iscopt33001: command executed successfully.
#/opt/FJSViscopt/bin/isbizbackup biz1 /backup has biz1 been stopped? (y/n)>y isbizbackup: INFO: iscopt33097: backup to /backup/default_biz1_20150708215921.tar. isbizbackup: INFO: iscopt33097: backup ejbBiz. isbizbackup: INFO: iscopt33001: command executed successfully.
関連項目