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HA Database Ready 業務開発ガイド(Open SQL編)
FUJITSU Integrated System

4.1.7 psqlコマンドを利用する場合

接続サービスファイルの利用を推奨します。“4.1.4 接続サービスファイルを利用する場合”を参照してください。

接続サービスファイルを利用しない場合は、psqlコマンドのオプションに、以下の情報を指定します。

表4.7 設定する情報

オプション

説明

-h(--host)

カンマ区切りで業務用のIPアドレス1および業務用のIPアドレス2、またはホスト名を指定します。
環境変数PGHOSTまたはPGHOSTADDR に指定することも可能です。

-p(--port)

カンマ区切りで接続先のポート番号を指定します。
環境変数 PGPORT に指定することも可能です。

-hオプションのn番目に指定した業務用のIPアドレスに対応するポート番号は、-pオプションのn番目に指定してください。

ポート番号は省略できます。省略した場合には、26500となります。ポート番号が26500以外の場合は、カンマ区切りで同じポート番号を2つ記述します。

-hオプションにn個指定されていた場合、-pオプションのn+1番目以降の指定は無視されます。

注意

接続パラメーターconnect_timeoutを利用する場合には、指定した各ホストへの接続に対してconnect_timeoutが適用されます。二重化されているデータベースサーバの両方がダウンしている場合、接続がタイムアウトするまでには、connect_timeoutの2倍の時間がかかります。

参照

詳細は、“PostgreSQL 9.2文書”の“リファレンス”の“psql”を参照してください。

参考

接続先を指定するその他のクライアントコマンドも、psqlコマンドと同様の方法で接続先サーバの情報を指定してください。