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HA Database Ready 業務開発ガイド(Open SQL編)
FUJITSU Integrated System

4.1.4 接続サービスファイルを利用する場合

接続パラメーターに、以下の情報を設定します。

表4.4 設定する情報

パラメーター

説明

host

カンマ区切りでホスト名を指定します。

hostaddr

カンマ区切りで業務用のIPアドレス1および業務用のIPアドレス2を指定します。

port

カンマ区切りで接続先のポート番号を指定します。
hostまたはhostaddrのn番目に指定したサーバのポート番号は、portのn番目に指定してください。

ポート番号は省略できます。省略した場合には、26500になります。ポート番号が26500以外の場合は、カンマ区切りで同じポート番号を2つ記述します。

hostにn個指定されていた場合、portのn+1番目以降の指定は無視されます。


注意

接続パラメーターconnect_timeoutを利用する場合には、指定した各ホストへの接続に対してconnect_timeoutが適用されます。二重化されているデータベースサーバの両方がダウンしている場合、接続がタイムアウトするまでには、connect_timeoutの2倍の時間がかかります。

ポイント

C言語用ライブラリ、埋め込みSQL、psqlコマンド(接続先を指定するその他のクライアントコマンドも含みます)を利用する場合には、接続サービスファイルを用いて接続先を指定することを推奨します。

接続サービスファイルには、接続先情報やコネクションに対して設定する各種のチューニング情報を1セットとして名前(サービス名)を定義します。データベース接続時には、接続サービスファイルに定義されたサービス名を用いることで、接続情報の変更によるアプリケーションの修正が不要になります。

参照

詳細は、“PostgreSQL 9.2文書”の“クライアントインターフェース”の“接続サービスファイル”を参照してください。