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HA Database Ready 業務開発ガイド(Open SQL編)
FUJITSU Integrated System

4.2 データベース切り替えの判定

アプリケーションは、二重化したデータベースを意識せずにコネクションの接続ができます。データベースの切り替えが発生した場合は、明示的にコネクションを切断し、コネクションの再接続を行ってください。データベース切り替えの確認方法を、各インターフェースごとに説明します。

注意

  • データベースの切り替えが完了するまでは、コネクションの接続がエラー終了します。切り替え発生時に再接続を行うかどうかは、業務に合わせて設計してください。

    • Webアプリケーションのように即時の応答を期待する場合は、一旦、エラー終了させ、アプリケーションの再実行を行うように検討してください。

    • バッチ処理のように機械的に処理を行っている場合は、何秒かおきに再接続を試みて、30秒~60秒を経過しても復旧しない場合はエラーとするように検討してください。

  • 運用中にサーバダウンやOSダウンが発生した場合は、アプリケーションから検知ができないため、コネクションが切断されない場合があります。これら事象に備えて、タイムアウト時間を設定して検知できるようにしてください。詳細は、“Symfoware Server アプリケーション開発ガイド”の “データベースへの接続”を参照してください。