運用までの作業手順について説明します。
図1.3 作業手順
アプリケーションサーバに、クライアント機能をインストールします。
インストール方法については、“第2章 クライアント機能”を参照してください。
データベース管理者が、データベースを作成するためのユーザーIDを作成し、権限を設定します。ユーザーIDの作成方法については、“第3章 データベースの作成”を参照してください。
作成したユーザーIDの権限は、Open SQL Administratorのクライアント認証情報で設定します。クライアント認証情報の設定方法については、“第6章 Open SQL Administratorの使い方”を参照してください。
アプリケーションサーバからHA Database Readyに接続し、アプリケーション開発者がデータベースを作成します。作成方法の詳細については、“第3章 データベースの作成”を参照してください。
アプリケーションを開発します。開発方法の詳細については、“第4章 アプリケーションの開発”を参照してください。
運用を開始し、データベースをモニタリングします。アプリケーション開発者がシステムカタログからデータベースの情報を取得して情報を分析する、データベース管理者がOpen SQL Administratorを利用してOS情報を監視する、など、データベースサーバの状態を監視して安定したデータベース運用を行います。モニタリングの詳細については、“第5章 データベースのモニタリング”を参照してください。
必要に応じて、データベースの動作環境の設定を変更します。設定の変更方法については、“第6章 Open SQL Administratorの使い方”を参照してください。