Open SQLのインターフェースを利用する場合のシステム構成について説明します。
図1.2 システム構成

- Open SQL Administrator
Open SQL Administratorは、データベースの動作環境のチューニングやOS情報のモニタリングを行うGUIツールです。Open SQL Administratorを操作する端末は、HA Database Readyの管理用のIPアドレスを使って、HA Database Readyに接続します。
- アプリケーションサーバ
アプリケーションを配置するサーバです。アプリケーションサーバは、業務用のIPアドレスに接続します。
- データベースサーバ
データベースが稼動するサーバです。HA Database Ready内に、2台のデータベースサーバによって、二重化されています。
- 管理用のIPアドレス
Open SQL Administratorを操作する端末を、HA Database Readyに接続するIPアドレスです。データベースサーバは二重化されているので、管理用のIPアドレスは2つ用意されています(以降、1つめのIPアドレスを管理用のIPアドレス1、2つめのIPアドレスを管理用のIPアドレス2、とします)。
- 業務用のIPアドレス
アプリケーションサーバを接続するIPアドレスです。データベースサーバは二重化されているので、業務用のIPアドレスは2つ用意されています(以降、1つめのIPアドレスを業務用のIPアドレス1、2つめのIPアドレスを業務用のIPアドレス2、とします)。
- データベース管理者
Open SQL Administratorを利用したデータベースの動作環境の設定変更やモニタリングを行います。
データベースを作成するためのユーザーIDを作成し、権限を設定します。
- アプリケーション開発者
データベースや、アプリケーションを作成します。
- HA Database Readyの管理者
HA Database Readyのセットアップや運用監視、保守を行います。