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Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド
FUJITSU Software

3.4 業務サーバのセットアップ

業務サーバのセットアップについて説明します。

通信の設定

システム構成や使用する運用操作部品に合わせて、通信の設定を行ってください。

手順の概要を以下に示します。

SSHを利用する場合

SSH通信を使用する運用操作部品を利用する場合は、業務サーバで以下を設定してください。

  1. ファイアウォールの設定

    設定方法の詳細は、“2.1.3 ファイアウォールの設定”を参照してください。

  2. SSH通信の設定

    設定方法の詳細は、“3.4.2 SSH通信の設定”を参照してください。

ファイル転送基盤を利用する場合

ファイル転送基盤を使用する運用操作部品を利用する場合は、エージェントがインストールされた業務サーバで以下を設定してください。

  1. ファイアウォールの設定

    設定方法の詳細は、“2.1.3 ファイアウォールの設定”を参照してください。

  2. ファイル転送基盤の設定

    業務サーバがSolaris 11で、かつ、IPv6で通信する場合、ファイル転送基盤の通信設定を行ってください。

    作成方法の詳細は、“3.4.7 ファイル転送基盤の設定”を参照してください。

  3. ファイル転送基盤サービスの再起動

    以下の手順で、ファイル転送基盤サービスを再起動してください。

    【Windows】

    [コントロールパネル]-[管理ツール]にある、[サービス]ダイアログボックスで、“Systemwalker File Transfer Library Control”サービスを再起動します。

    【Linux】

    以下のコマンドを実行します。

    # service FJSVlnkbs stop
    # service FJSVlnkbs start

    【Solaris】

    1. 環境変数LANGに情報が設定されているか確認します。

      情報が設定されていない場合は、環境変数LANGに使用する環境に応じた情報を設定します。実行例では、Bourneシェルを使用して“ja_JP.UTF-8”を設定しています。

      # LANG=ja_JP.UTF-8;export LANG

    2. 以下のコマンドを実行します。

      # /etc/init.d/FJSVlnkbs stop
      # /etc/init.d/FJSVlnkbs start

Windows PowerShellを利用する場合

Windows PowerShell通信を使用する運用操作部品「任意のコマンドを実行」または「Fingerprintを採取」を利用する場合は、業務サーバで以下を設定してください。

Telnetを利用する場合

Telnet通信を使用する運用操作部品「任意のコマンドを実行」および「複数のコマンドを実行」を利用する場合は、業務サーバで以下を設定してください。

  1. ファイアウォールの設定

    設定方法の詳細は、“2.1.3 ファイアウォールの設定”を参照してください。

  2. Telnet通信の設定

    設定方法の詳細は、“3.4.4 Telnet通信の設定”を参照してください。

RSHおよびREXECを利用する場合

RSHおよびREXEC通信を使用する運用操作部品「任意のコマンドを実行」を利用する場合は、業務サーバで以下を設定してください。

  1. ファイアウォールの設定

    設定方法の詳細は、“2.1.3 ファイアウォールの設定”を参照してください。

  2. RSHおよびREXEC通信の設定

    設定方法の詳細は、“3.4.5 RSHおよびREXEC通信の設定”を参照してください。

FTPを利用する場合

FTP通信を使用する運用操作部品「ファイルを転送」を利用する場合は、業務サーバで以下を設定してください。

構成情報を自動収集する場合の設定

構成情報を自動収集する場合は、どの情報を収集するか、どの通信方法を利用するかで設定が異なります。

手順の概要を以下に示します。

ITリソース情報を収集する場合(SSHを利用する場合)

ITリソース情報を収集する場合で、SSHを利用する場合は、業務サーバで以下を設定してください。

  1. ファイアウォールの設定

    設定方法の詳細は、“2.1.3 ファイアウォールの設定”を参照してください。

  2. SNMPエージェントの設定

    設定方法の詳細は、“3.4.1 SNMPエージェントのインストール方法”を参照してください。

  3. SSH通信の設定

    設定方法の詳細は、“3.4.2 SSH通信の設定”を参照してください。

  4. 連携製品のインストール(任意)

    ITリソース情報をより詳細に収集したい場合は、サーバ管理ツールとして動作する連携製品をインストールしてください。

    インストール方法は、連携製品のマニュアルを参照してください。

    連携可能な製品は、“Systemwalker Runbook Automation 解説書”の、“連携ソフトウェア”を参照してください。

ITリソース情報を収集する場合(ファイル転送基盤を利用する場合)

ITリソース情報を収集する場合で、ファイル転送基盤を利用する場合は、エージェントがインストールされた業務サーバで以下を設定してください。

  1. ファイアウォールの設定

    設定方法の詳細は、“2.1.3 ファイアウォールの設定”を参照してください。

  2. SNMPエージェントの設定

    設定方法の詳細は、“3.4.1 SNMPエージェントのインストール方法”を参照してください。

  3. ITリソース情報収集プログラムの設定

    設定方法の詳細は、“3.4.6 ITリソース情報収集プログラムの設定”を参照してください。

  4. 連携製品のインストール(任意)

    ITリソース情報をより詳細に収集したい場合は、サーバ管理ツールとして動作する連携製品をインストールしてください。

    インストール方法は、連携製品のマニュアルを参照してください。

    連携可能な製品は、“Systemwalker Runbook Automation 解説書”の、“連携ソフトウェア”を参照してください。

ノード情報のみ収集する場合

ノード情報のみ収集する場合で、OS名、LAN情報を収集したい場合は、業務サーバで以下の設定してください。

  1. ファイアウォールの設定

    設定方法の詳細は、“2.1.3 ファイアウォールの設定”を参照してください。

  2. SNMPエージェントの設定

    設定方法の詳細は、“3.4.1 SNMPエージェントのインストール方法”を参照してください。