本章では、Recovery Manager for Oracle V15.x 以降の製品から、運用環境を引き継いで、Recovery Manager for Oracle V16.2 にアップグレードする場合の手順について説明します。
注意
エディションは、アップグレード時に変更できません。
V14.x以前の製品からは、アップグレードできません。
V16.2でサポート対象外となった環境へは、アップグレードできません。
サポート対象外の環境については、「FUJITSU Storage ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 リリース情報」を参照してください。
注意
本章で説明されているアップグレード手順は、製品のバージョンアップ/レベルアップのみを行う場合の手順です。
以下の変更がある場合は、本章の手順では対応できません。
システム構成やディスク資源配置の変更
JRE/JDKおよびWebブラウザ以外のソフトウェア条件の変更
本製品の運用環境設定変更手順で変更できない環境設定情報の変更
上記変更がある場合は、以下の手順で、運用環境の再構築を行ってください。
運用環境設定の削除
「第7章 オンライン運用環境設定」および「第8章 オフライン運用環境設定」を参照して、すべての運用環境設定を削除します。
製品のアンインストール
「第6章 インストール/アンインストール」を参照して、旧バージョンレベルの本製品をアンインストールします。
構成変更
運用環境の構成変更などを行います。
製品のインストール
「第6章 インストール/アンインストール」を参照して、新しいバージョンレベルの本製品をインストールします。
運用環境設定の作成
「第7章 オンライン運用環境設定」および「第8章 オフライン運用環境設定」を参照して、運用環境設定を作成します。