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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

20.2.5 ノードリストファイル (rmfo_node.ini)

ターゲットデータベースのデータベースサーバ構成に関する情報を指定する環境設定ファイルを「ノードリストファイル」と呼びます。

ノードリストファイルは、以下のファイルパス名で作成してください。

installdir/conf/work/confname/rmfo_node.ini

installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名

注意

環境設定名には、「20.2.1 基本情報ファイル (rmfo_system.ini)」の「CONF_NAME」に設定する値と同じ値を使用してください。

ノードリストファイルには、1行に1ノード分の情報を以下のフォーマットで記述します。

ホスト名|ORACLE_SID|ASMインスタンス名

ノードリストファイルに設定する情報を、以下に示します。

項目名

設定値

ホスト名

hostnameコマンドを実行し、出力されたホスト名を指定してください。

  • 指定可能な文字は、空白および一部の記号(「|」)を除く、半角文字です。

  • OSで推奨されている文字数以下のホスト名にしてください。

ORACLE_SID

ターゲットデータベースのORACLE_SIDを指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字です。

  • 最大長は12文字です。

  • 半角英字から始まる値を指定してください。

ASMインスタンス名

基本情報ファイル」の「データベースファイル種別」に「3:ASM」を指定しているときのみ各ノードで利用しているASMインスタンス名を指定してください。

  • 指定可能な文字は、半角英数字です。

  • 最大長は12文字です。

  • 「+」から始まる値を指定してください。

注意

  • クラスタ構成の場合、必ず全ノードを登録してください。

  • 設定値を区切る「|」は省略できません。

  • 「|」の前後に、空白およびタブを入れないでください。

  • 空行を入れないでください。