バックアップに関する基本的な情報を指定する環境設定ファイルを「バックアップ基本情報ファイル」と呼びます。
バックアップ基本情報ファイルは、以下のファイルパス名で作成してください。
installdir/conf/work/confname/rmfo_bkcom.ini |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
注意
環境設定名には、「20.2.1 基本情報ファイル (rmfo_system.ini)」の「CONF_NAME」に設定する値と同じ値を使用してください。
バックアップ基本情報ファイルには、1行につき1つのパラメーターを指定します。
各行は、パラメーター名とパラメーターを「=(等号)」で区切って、以下の形式で指定します。
パラメーター名=パラメーター値 |
バックアップ基本情報ファイルに設定するパラメーターを、以下に示します。
パラメーター名 | 説明 | パラメーター値 |
---|---|---|
BK_GEN | バックアップ管理世代数 | -1を設定してください。 |
BK_DEL | 不要バックアップ削除タイミング | -1を設定してください。 |
ARC_DEL | アーカイブログ自動削除 | -1を設定してください。 |
CATALOG | リカバリ・カタログ登録 | -1を設定してください。 |
LOG_GEN | 実行ログ保存期間 | 本製品の実行ログの保存日数を、1~93で指定してください。 |
TRC_LVL | トレースレベル | 実行ログに出力する情報量を、以下の数値で指定してください。
|
注意
すべてのパラメーター名を記載してください。
必ずすべてのパラメーター値を設定してください。
「=」(等号)の前後に、空白およびタブを入れないでください。
空行を入れないでください。
ポイント
「TRC_LVL(トレースレベル)」について
トレースレベルの設定は、通常運用時は「通常」を選択することを推奨します。「詳細」レベルを選択した場合、ログの出力量が多くなり、本製品のログ出力領域が不足する可能性があります。
「通常」レベル
通常ログを出力します。
「詳細」レベル
詳細ログを出力します。「通常」レベルに比べて、ログの出力量が多くなります。バックアップ・リカバリー中に異常が発生した場合などに、エラー原因調査用の詳細情報を採取するために使用します。