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ETERNUS SF Recovery Manager for Oracle 16.2 説明書
FUJITSU Storage

18.1.4 内容例

実行ログの出力内容について、以下の、3つの処理終了メッセージの例に分けて説明します。

正常終了の場合

上記の例では、(2)の処理終了メッセージで、処理が正常終了していることがわかります。
正常終了しているので、途中に(1)のエラーメッセージが出力されていますが、無視してかまいません。


正常終了(警告あり)の場合

上記の例では、(3)の処理終了メッセージで、処理が警告ありで正常終了していることがわかり、その後に(4)の警告メッセージが出力されています。
実行ログの途中に、(2)のように、(4)と同じ警告メッセージと、その原因となっているエラーメッセージが出力されているので、必要であれば、「第17章 メッセージ」を参照して適切な対処を行ってください。
また、警告メッセージやエラーメッセージの前に、(1)のように、Oracleなど本製品以外のメッセージが出力されている場合は、各製品マニュアルを参考に対処を行ってください。
本製品の機能が警告ありで正常終了した場合、バックアップやデータベース復旧などの処理は正常に完了しているため、機能を再度実行する必要はありません。


異常終了の場合

上記の例では、(4)の処理終了メッセージで、処理が異常終了していることがわかります。
(3)のエラー回収メッセージの前に、(2)のように、異常終了の原因となったエラーメッセージが出力されているので、「第17章 メッセージ」を参照して対処を行ってください。
また、エラーメッセージの前に、(1)のように、Oracleなど本製品以外のメッセージが出力されている場合は、各製品マニュアルを参考に対処を行ってください。
エラーの原因をすべて取り除いたら、機能をもう一度実行してください。

注意

オンライン復旧系の機能で、実行ログにRESETLOGSメッセージが出力されている場合は、ターゲットデータベースのログがリセットされているため、続けて機能を再実行することができません。その場合は、異常原因を調査・解決後、オンラインDBチェック機能などを使用してターゲットデータベースの状態を確認し、利用者が手動で正常な状態に復旧してください。
RESETLOGSメッセージについては、「RESETLOGSメッセージ」を参照してください。