ACMの物理コピーの進捗状況を表示します。
物理コピーがすべて終了した時点で、コピーが完了したことを通知することもできます。
参照
オンライン物理コピー状態通知機能については、「オンライン物理コピー状態通知」を参照してください。
rootユーザーで、本製品をインストールしたサーバにログインして実行します。
クラスタ構成の場合は、プライマリノードから実行してください。
installdir/bin/rmfoacmstat confname {-b |-r gen} [-t] [-w [seconds]]<Enter> |
installdir : 本製品のインストールディレクトリ
confname : 環境設定名
gen : 確認対象のバックアップ管理世代数
seconds : 待機秒数
処理対象の環境設定名を指定します。
以下の機能実行後の、物理コピーの進捗状況を表示します。
オンラインバックアップ
オンラインEC同期開始
以下の機能実行後の、物理コピーの進捗状況を表示します。
オンラインリカバリー
オンラインリストア
オンラインカスタムリカバリー
「gen」には、リストア時に使用されたバックアップボリュームのバックアップ世代番号を指定してください。
ポイント
使用されたバックアップ世代番号は、上記の機能を実行した場合に通知されます。詳細については「3.4.3 復旧対象世代」を参照してください。
物理コピーの進捗状況を、詳細表示します。
物理コピー完了待ちを行います。
「seconds」には、物理コピーの進捗状況をチェックする間隔(チェック完了後から次のチェック開始までの時間)を秒数で指定します。「seconds」を省略した場合、チェック間隔はデフォルトの180秒になります。
コマンド復帰値 | ステータス |
---|---|
0 | 正常終了 |
1 | 異常終了 |
2 | 正常終了(警告あり)(高) |
3 | 正常終了(警告あり)(低) |
環境設定名「ora11g_online」で運用環境を設定したデータベースで、オンラインバックアップ後のACM物理コピーが完了するまで待ちます。
# /opt/FJSVrmfo/bin/rmfoacmstat ora11g_online -b -w<Enter> |
注意
コマンドを実行すると、実行ログが出力されます。実行ログについては、「第18章 実行ログ」を参照してください。
コマンド終了時に表示されるメッセージについては、「第17章 メッセージ」を参照してください。